【福岡発】福岡華僑総会は去る3月22日午後4時から福岡市内の「西新福寿飯店」で第十七期の会員大会を開催した。
 当日は福岡地方が百年振りの大地震に見舞われた翌日で大雨だったため出席者は予定を下回った。

 午後四時からの大会は張光陽副会長が司会を務め、李憲章会長を議長に進められ、陳東得副会長が会務と会計報告を行い承認された。

 大会はまた任期満了に伴う新役員の選挙を行い、出席者全員の賛成拍手によって李憲章会長を再選するなど以下の通り新役員を決めた。
 会  長 李憲章
 副会長 陳東得、張光陽
 理  事 欒廷先、林唯史、王文強、任健治、戴永紅、馬毅、張光正
 監  事 翁博志

 大会終了後懇親会が開かれ、駐福岡総領事館より竇忠首席領事と李志華、新実両領事の三氏が招かれて出席した。

 席上、李憲章会長が再任の挨拶をのべたのに続いて竇首席領事も祝辞に立ち、同会の新役員の選出に祝意を表すとともに役員諸氏の一層の活躍を祈念し、「祖国の繁栄、躍進のためにも福岡華僑同胞の更なる団結と努力を願う」とのべた。

 懇親会は陳東得副会長の乾杯の音頭で始められ、和気あいあいの雰囲気に包まれていた。

 閉会に際し、陳東得副会長が「われわれ華僑は先人の礎を心しておろそかにすることなく、また将来を担う次世代の若者たちの鏡となるべく、おのおのが責任と誇りを持ってほしい!」との挨拶をのべ、大会を終了した。