ここ数年体調がすぐれず闘病中だった呂行雄・元横浜華僑総会会長が9月6日、 胃ガンのため逝去。 日本生まれ、 祖籍は廣東省鶴山県、 享年66歳。
 呂氏は横浜山手中華学校第六届校友生で家業の中国菜館を営むかたわら青年時代から校友会、横浜華僑聯誼会の幹部として活躍。その後、横浜華僑総会の理事、副会長を歴任し、1990年馬偉鴻会長のあとを引き継いで99年11月まで同会の会長を務めた。この間、準備委員長として日本中華総商会の創立に参画、99年9月の成立大会で日本中華総商会の初代会長に選出されるなど一貫して華僑の愛国団結と中日友好事業のため力を尽してきた。

 葬儀は8、9日の両日、横浜市中区山下町の「広東会館」で厳かに執り行われ、僑胞、日本の友人多数が参列した。王毅駐日大使は呂氏の霊前に生花をおくり、葬儀には程永華公使および于淑媛総領事が参列し、遺族を慰問した。

 日本華僑華人聯合総会の陳焜旺名誉会長、曽徳深会長、符易亨東京華僑総会会長、任政光横浜華僑総会会長らも葬儀に参列した。喪主は夫人の馬華香さん。