廣東、福建主から全国分布型へ

 中華全国帰国華僑聯合会(僑聯)の林兆枢主席は先ごろ、新華社記者のインタビューで、「現在、帰国華僑・華僑家族は計3400万人に上っている。帰国華僑は106万で、 うち改革・開放後に出国し、外国に居住した後再び戻ってきた『新帰国華僑』は16万人である」と指摘した。
 林主席はさらに、 次のように述べた。

 中国の経済・社会が急速に発展し、国際交流が頻繁、活発になるのに伴い、帰国華僑・華僑家族にも大きな変化が起こっており、それは多、広、高、深、大の五つの文字でまとめられる。すなわちますます人数が多く、分布範囲が広く、知識と職業のレベルが高く、祖国への感情が深く、中国と世界各国への貢献が大きくなっている。

 現在、各大中都市における新華僑、華僑家族は増える一方で、分布範囲はかつての廣東、福建中心から、いまでは中国東北、西北、中部などに広がり、知識型、技術型人材の比率もますます高くなっている。

 初期に帰国した旧華僑、難民華僑の中には依然として生活の苦しい人がおり、その一部は集団で華僑農場に入った困窮華僑、難民華僑である。ほとんどが高齢になり、中には労働能力のない人もいて、各級の僑聯組織で関心を寄せ、世話をする必要がある。

 もう一つの部分はかつて都市・町の小企業に入った旧華僑である。一部の企業は業績が思わしくないため、これらの帰国華僑とその子弟が一時帰休などの問題に直面しており、 やはり各級の僑聯組織で援助する必要がある。

 生活の苦しい帰国華僑や華僑家族を援助するため、各級の僑聯組織は長年多くの実りある活動をしてきた。見舞金を送る 関係官庁に協力して華僑農場の発展をはかる、被災者のために救援物資を集める、生活の苦しい一時帰休者の再就職を支援し、最低生活保障問題を解決する、医療チームを派遣して無料診療を行うなどだ。

 現在、大中都市における新華僑の家族は「独り暮らし」の増加という問題を抱えている。子供が外国に行って、寂しい生活をしている親が少なくない。これらの華僑家族が年老いてもやることがあり、楽しみをもてるよう、都市末端の居住区、コミュニティーにある僑聯は重要な役割を果たし 日常的にさまざまの行事を計画し、その暮らしを豊かなものにしている。