全日本華僑華人中国平和統一促進会は4日午後、東京華僑会館で座談会を開き、先ごろ台湾の陳水扁が「国家統一委員会」と「国家統一綱領」の適用を終止させ、「台湾独立」の分裂策謀をいっそう推し進めていることに対し、これを暴き、厳しく糾弾した。東京、横浜はじめ京阪神を含む各地華僑界の代表や華僑華人学者らが出席した。
 座談会は劉俊南氏の司会で進められ、先ず全日本華僑華人中国平和統一促進会の金会長が発言し、また庚欣同会常務副会長が基調発言をした。

 金会長は、陳水扁がこのほど「統一委」と「統一綱領」の適用を終止させたことは、彼が更に「台湾独立」に向かう危険な第一歩を踏み出したもので、両岸同胞と世界各地の華僑華人の心からの願いと根本利益に真っ向から背くものである。彼は92年の共通認識を根本から抹消し、両岸の平和と安定を破壊しようと企んでいる。在日60余万の華僑華人はこのことに対して激しい憤りを感じており、直ちに多くの華僑団体が声明を発表して、反対を表明し、これを糾弾している、とのべた。

 留日華僑北省同郷聯合会副会長の韓慶愈氏も次のように発言した。
昨年来、両岸関係に融合好転の雰囲気が現れている中で、陳水扁当局が今回の行為に及んだことは、彼自身の約束に完全に背く行為であるばかりでなく、世界各地の華僑華人に徹底的に彼の正体をさらけ出した。在日華僑の中で、台湾出身者は比較的多い。私たちは責任をもって団結協力を強化し、祖国の平和統一を推進していこう!

 また神戸地区華僑界の代表で台湾僑胞の石嘉成氏も、陳水扁の歴史の潮流に逆行し、 民族の大義に背く行為は、台湾にとって何一つ良いところがなく、台湾民衆の根本利益に背くものだ。今回の彼の行為は彼の最後のあがきであることを両岸同胞と海外華僑華人ははっきりと見てとっている、と強調した。

 新華僑の学者で法政大学教授の李磊氏は発言の中で次のように指摘した。陳水扁の今回の行為は各地華僑華人の一致した糾弾を受けている。彼らは両岸が共に勝つことを望んでおり、双方敗けを望んでいない。陳水扁の行為は世界各地の華僑華人の根本利益を損なうものだ。両岸の最終目標は平和統一を勝ち取ることである。

 東京華僑総会の陳慶民副会長は、彼の今回の分裂行為は軽視してはならないが、陳水扁の台湾島内での支持率は現在極めて低く、彼はすでに台湾島内の主流民意を代表することはできない、ということをみてとるべきだ、と強調した。

 出席者たちは、陳水扁の「台湾独立」の分裂策謀は台湾の主流民意を変えることも、両岸関係の根本を変えることもできないし、また国際社会が認めている 一つの中国 の原則という共通認識をも変えることができない、と指摘した。