協同組合日本華僑経済合作社は6月25日、ホテルニューオータニ東京で盛大な創立55周年祝賀パーティーを開催した。これには組合員および各同郷会、金融機関などの関係者、顧問弁護士ら300余名が出席し、熱烈な慶びを共にした。
 日本華僑経済合作社は、1951年5月1日、当時の日本の厳しい金融情勢の下で、在日華僑の事業者が資金を持ち寄り、相互互助を目的として設立されたもので、関東地区華僑の経済向上と団結にとりわけ大きな役割を果たしてきた。

 祝賀パーティーは涼本泰民職員の司会で始まり、先ず梁廣成常務理事が来賓を紹介し、林秀美理事長が挨拶に立った。

 林秀美理事長は来賓、組合員ともども創立55周年を盛大に祝うことができた慶びを感謝し、代々の理事長呂漱石先生、劉啓盛先生、蔡慶播先生を中心に役職員一同が相互互助の基本理念を受け継いで経済基盤は堅固になり、信用という大きな資産ができたと、現況を語った。最後に、今後も基本理念を堅持し、組合員と華僑社会に貢献したいと挨拶した。

 また、有志の力で合作社友の会(会長 謝忠勇氏)が出来、活動している事を報告し、特に2世・3世の若い華僑の交流の場を増やし、太いネットワーク創りを支援する主旨があり、組合員へ子弟参加の要請があった。

 次いで、同組合評議員を代表し、創立以来の組合員陳焜旺氏が祝辞を述べた。同氏は先ず歴代理事長をはじめ役職員と組合員の奮闘努力で今日の盤石な合作社が築かれたことに祝意を表したのち、創立時の在日華僑を取り巻く日本の経済環境や、設立の意義を述べた。また、今後の世代交代が進むにつれ、後継者が立派な華僑社会を作っていく上で「合作社友の会」がその役割の一端を担っていくことは、大変意義のあることだと強調し、引き続き合作社と共に、いっそうの事業の発展に努力してもらいたいと祝辞を結んだ。

 創立55周年にあたり、林秀美理事長が創立以来の組合員を発表、表彰し、梁廣成常務理事が永年勤続職員を紹介、表彰した。

 ここで黄大国理事の音頭により全員で乾杯し、会食歓談となった。会場は和気藹々の中、後半は張永曄職員の司会で進行。組合員息女の並木玲美さんが中国や日本の歌曲を披露し、拍手に包まれた。この後、横浜中華学校校友会国術団による勇壮華麗な中国獅子が舞い、会場は賑やかな中閉会となった。

 なお、日本華僑経済合作社は創立時94名だった組合員が、現在5百数十名にのぼっている。