最高裁判決を新華社が速報
 京都市左京区にある中国人学生祭 「光華寮」 で、 一九六七年、 当時の台湾 「駐日大使」 陳之邁が京都地裁に対して起こした愛国的華僑・学生の退去を求める訴訟は、 以来四十年にわたり 中日関係の中の光華寮問題 として注目されてきたが、 去る三月二十七日、 日本の最高裁第三小法廷 (藤田宙靖裁判長) は、 「台湾にはこの訴訟を続ける正統性がない」 とし、 台湾当局を事実上敗訴させる判決を言い渡した。
 中国の国営通信社新華社は同日直ちに、 日本の最高裁は中国人学生寮 「光華寮」 に関する訴訟で判決を下し、 台湾当局には訴訟権がないと認定し、 一審の京都地裁に差し戻したと速報した。