両岸関係研究中心が講演会
両岸関係研究中心《日本》(陳仁端代表)の第十四回研究会が四月十四日午後二時から東京華僑会館七階会議室で催され、 およそ五十名が所謂 「族群政治」 の虚像と実像―両岸関係における無形の大きな障碍―と題しての曽健民講師 (台湾社会科学研究会会長) の講演に熱心に耳を傾けた。
両岸関係研究中心《日本》(陳仁端代表)の第十四回研究会が四月十四日午後二時から東京華僑会館七階会議室で催され、 およそ五十名が所謂 「族群政治」 の虚像と実像―両岸関係における無形の大きな障碍―と題しての曽健民講師 (台湾社会科学研究会会長) の講演に熱心に耳を傾けた。
開会にあたり、 主催者を代表して陳仁端教授が挨拶し、 講師の曽健民氏について、 台湾省花蓮県出身で、 九州歯科大学に学び、 歯科医師として北海道で開業したのち台湾に帰国、 著名な作家陳映真氏らと共に 「台湾社会科学研究会」 を組織し、 今日まで台湾近現代史のすぐれた研究家として活躍、 多数の著書を出版していることなどを紹介した。
曽講師は、 九三年以降の台湾における脱中国化、 今日の 「族群政治」 の分析・歴史的本質およびその危険性と危害性・落後性等についておよそ一時間半にわたって講演した。
この中で曽氏は 「族群政治」 とは台湾で作られた特殊な政治用語であり、 その目的は台湾社会を中国社会から切り離すことにある。 民進党は表むき台湾政治の民主化を装い、 実体は 「族群政治」 (エスニックポリシィー) を進めてきたと強調した。
そして 「族群政治」 は具体的には、 南語を使う者とそうでない者、 台湾島内の外省人に対する台湾人、 大陸にいる中国人に対する台湾人、 台湾島内にあって 独立反対、 統一促進 を支持し、 民進党を支持しない者は台湾人ではない、 とする四点を利用して、 その政策を推し進めてきた、 と指摘し、 そのデメリットとして次の七点を挙げ、 陳水扁の 「族群政治」 は百害あって一利なしと断じた。
七つのデメリットとは台湾の民主政治の発展を止めた、 大陸との経済交流を阻害し、 台湾経済を低迷させた、台湾財政の悪化、政財界との癒着で公的資源を破綻、 社会格差の増大、 司法の独立性を阻害、社会価値観のそがい。
講演後、 日中関係研究所所長の凌星光教授の進行で質疑応答と討論に移り、 コメンテーターの洪詩鴻・阪南大教授が講演内容についていくつかの問題提起を行った。 参加者たちは、 講演を通じて 「族群政治」 の本質と台湾問題についての認識と理解を大いに深めた。
曽講師は、 九三年以降の台湾における脱中国化、 今日の 「族群政治」 の分析・歴史的本質およびその危険性と危害性・落後性等についておよそ一時間半にわたって講演した。
この中で曽氏は 「族群政治」 とは台湾で作られた特殊な政治用語であり、 その目的は台湾社会を中国社会から切り離すことにある。 民進党は表むき台湾政治の民主化を装い、 実体は 「族群政治」 (エスニックポリシィー) を進めてきたと強調した。
そして 「族群政治」 は具体的には、 南語を使う者とそうでない者、 台湾島内の外省人に対する台湾人、 大陸にいる中国人に対する台湾人、 台湾島内にあって 独立反対、 統一促進 を支持し、 民進党を支持しない者は台湾人ではない、 とする四点を利用して、 その政策を推し進めてきた、 と指摘し、 そのデメリットとして次の七点を挙げ、 陳水扁の 「族群政治」 は百害あって一利なしと断じた。
七つのデメリットとは台湾の民主政治の発展を止めた、 大陸との経済交流を阻害し、 台湾経済を低迷させた、台湾財政の悪化、政財界との癒着で公的資源を破綻、 社会格差の増大、 司法の独立性を阻害、社会価値観のそがい。
講演後、 日中関係研究所所長の凌星光教授の進行で質疑応答と討論に移り、 コメンテーターの洪詩鴻・阪南大教授が講演内容についていくつかの問題提起を行った。 参加者たちは、 講演を通じて 「族群政治」 の本質と台湾問題についての認識と理解を大いに深めた。