五日来日して間もない第十代目の中国駐日特命全権大使の崔天凱氏が九日晩、東京華僑総会を訪れ、京浜地区各華僑団体の代表らおよそ六十名と会見した。
 これは崔天凱氏が新任大使として初めて公(おおやけ)の場に出席したもので、僑胞たちの大きな歓迎の拍手に迎えられた崔大使は、「日本に来たら先ず身内の人と会うべきと思っている」と語り、僑胞たちに祖国の発展情勢と当面の中日関係および両国間で進められている一連の重要な活動について紹介した。

 崔大使は僑胞たちへの挨拶の中で「私は日本で長く学んだことも、仕事をした経験もなく、日本語も学んだことがないので、私は小学生たる心構えで在日僑胞のみなさんを教師として虚心に教えを乞いたい。このようにしてこそ華僑華人によりよく奉仕することができる」とのべた。

 崔大使のこのような発言は在席の僑胞たちを打ち解けた雰囲気にさせ、曽徳深日本華僑華人聯合総会会長、楊克倹日本新華僑華人会副会長、庚欣全日本華僑華人中国平和統一促進会副会長、黄偉初横浜山手中華学校副理事長、日本僑報社の段躍中氏らが次々と在日華僑華人の情況および崔大使と中国大使館に対する要望について発言した。

 崔大使は僑胞たちの発言に熱心に耳を傾け「大使館はみなさんの家であり、みなさんがいつでもいらっしゃることを歓迎する。どのような困難や要求であれ、大使館は必ずみなさんのために力を尽くします」と強調した。

 崔大使は帰国し、十月下旬頃正式に着任の予定。