国務院僑の温かい励まし 渋谷玲奈(東京) 
毎夏恒例の華僑青年交流会が、今年は参観団として北京を訪ねることになり、八月二十一日から二十五日までの四泊五日を日本の各地から参加した華僑の仲間と過ごしてきました。
 私にとって華僑青年の仲間との出会いは妹と一緒に参加した五年前の祖国参観団が初めてのことでしたが、今回その旅で出会った仲間の一人との久しぶりの再会があり、当時は高校生だった参加者が今度は弟と一緒に参加していることがとても印象的でした。

 交流会などに参加して四、五年が経ちますが、こうした再会はとても嬉しく、交流の輪の広がりを感じます。夏の交流会で出会った仲間など、遠く離れていて普段は顔を合わせる機会がなくても、華僑の友だちの心地良さが久しぶりでも会えばすぐに戻って来るのは幸せなことです。もちろん初参加!という人も多いのですが、充実した旅程の中ですぐに親しみは生まれてきます。

 早朝の天安門広場での国旗掲揚式の見学に始まり、故宮、長城、十三陵、人民大会堂、和園、天壇、周口店、盧溝橋への観光、雑技や京劇の鑑賞と連日大変充実したスケジュールで、たっぷりと旅行を楽しむことが出来ました。

 また現地学生とともに北京の街を移動して胡同を見学できたのは、交流のためにとてもよい企画でした。

 楽しい旅程を通じて参加者同士が親しく交流を深めたことに加え、参観団にとって重要だったのは、国務院僑務公室から夕食のお招きにあずかり、日本の華僑研究をされていた朱慧玲副司長から華僑青年へ向けて、とても心強く、温かな励ましをいただいたことでした。参加者それぞれが語学の上達や文化への関心など中国との関わり方において何か新たな考えや目標を芽生えさせたことと思います。

 北京の街は来年のオリンピックに向けて大規模な化粧直しの最中で、交通の渋滞、人ごみの賑わい、建設中のビルの数など日本の日常とは違う勢いに満ちています。

 その変化を目の当たりにして、中国とのつながりは何か、なぜこの参観団へ参加しているのか、青年同士の交流をどう発展させるのか?など熱い議論も出てきましたが、学生として将来を見つめたり、社会人としてキャリアを積み始めた時期の仲間がともにいるのは、とても意義ある時間だと思います。

 例年の交流会よりも長い日程だったため今回は参加を見送らざるを得なかった青年も多いこととは思いますが、今後も中国や、日本のどこかで開かれる交流会でともだちと再会できるのを楽しみにしています。

 このような豊かな機会に恵まれることに感謝しています、謝々!