長野県華僑総会(王昌勝会長)主催の国慶節祝賀会が去る十月二日昼、来賓、県下の僑胞併せておよそ五十人が出席して、長野市内の「メルパルク」で催された。
 祝賀会には中国大使館の許澤友、趙両一等書記官および東京華僑総会の符易亨会長、林斯福副会長、日本華僑華人聯合総会の陳学全常務委員らが招かれて出席し、長野僑胞ともども国慶節を祝い交流を深めた。

 祝賀会は王昌華理事が司会を務め、はじめに王昌勝会長が主催者を代表して挨拶に立ち、来賓、僑胞の出席に歓迎の意を表し、国慶節を祝う喜びを語った。

 続いて許一等書記官と符会長および長野県日中友好協会の桜井理事長が、長野県華僑総会の招きに謝意を表し、五十八回目の国慶節を祝う挨拶をのべた。

 祝賀宴の開宴にあたり、同会顧問の謝忠川氏が、祖国のますますの発展と来賓、僑胞各位の健康を祈念して、祝杯の音頭をとった。祝宴では、来賓と僑胞たちに楽しく国慶節を祝い、くつろいでもらうため同会が企画したピアノや尺八の演奏が行われ、会場はなごやかな雰囲気に包まれていた。

 祝賀宴は徐敏弘副会長の閉会の挨拶でお開きとなった。