社団法人廣東同郷会(陸煥キン会長)は、去る十月二十一、二十二日の両日、一泊二日の日程で秋季温泉旅行会を催行し、会員とその家族ら一〇二名が参加した。
 今年の目的地は去年も好評だった熱海で、恒例の熱海の秋の花火大会も鑑賞した。
晴天に恵まれた二十一日の日曜日、会員らは昼過ぎから三々五々目的地である錦ヶ浦のホテルニューアカオに集まりはじめた。

 到着した家族連れ会員らはそれぞれ思い思いにホテル内外のレジャー施設で夕食までの時間をすごした。熱海と言えば、言わずと知れた温泉保養地であり、年配の会員らは早速広々とした大浴場でゆったりと温泉に浸かり、浮世の疲れを洗い流した。

 若い家族連れ会員らはホテル付設の室内プールで楽しんだり、友人らと連れだって広大なホテル敷地内のハーブガーデンで散策を楽しむ者もいた。
夕食はホテルのメインダイニングでニュージーランドからやって来た歌手の歌謡ショーを鑑賞しながら、地場の秋の味覚を存分に味わった。

 夕食後は熱海港の沖合いで繰り広げられた華麗な打ち上げ花火を鑑賞した。潮騒を間近に聞きながら、豪快に打ち上げられた花火は秋の熱海の夜空を絢爛に彩った。

 翌日は朝食を済ませたのち、現地で自由解散となり、それぞれの思い出を胸に熱海の休日を終えた。また、同会のゴルフ同好会のメンバーは早朝からプレーを楽しんだ。