華聯旅行社が僑胞のための謝恩特別プランとして企画した伊豆・河津桜見物と稲取温泉への一泊二日のバス旅行会が七日催行され、二十一名が参加した。
　当日は雲一つない晴天に恵まれ、午前八時新橋から一路河津へ向けて出発した一行は、車窓より雪を頂いた霊峰富士の雄姿を眺めながら、途中浄蓮の滝に立ち寄り、正午すぎ河津に到着した。

　さすが、いま人気の桜の名所とあって、平日にもかかわらず、河津川沿いの桜並木は多くの観光客で賑わっていた。

　一行は早速、上流の峰大橋から河口の浜橋に至る河津川沿い約六�舛砲錣燭辰討澆瓦箸忘蕕�八千数百本の桜並木を思い思いに散策。頭上の満開の桜を堪能するとともに、土手一面に咲き誇る菜の花ロードとの美しいコントラストにも魅了されていた。また、ここには多くの当地の名産やおみやげを扱った店や屋台もあり、一行の眼と口を大いに満足させてくれた。

　桜見物を満喫した一行は午後三時すぎ、今宵の宿舎となる海辺のホテル「いなとり荘」に到着。海を眺めながらのんびりと温泉入浴で�遒�、夕食宴ではキンメダイなど稲取ならではの新鮮な海鮮膳を賞味し、カラオケを楽しんだ。

　一行は翌朝、稲取港にある朝市に立ち寄ってご当地特産のショッピングを楽しんだのち、城ヶ崎海岸を散策し、午後四時すぎ新橋に帰着した。