去る三月八日昼、東京華僑会館内の「維新號銀座新館」で東京華僑婦女会(張雪瑛会長)主催による「国際婦女節記念の集い」が催された。
 これには、中国大使館の于淑媛参事官兼総領事と李輝一等書記官兼領事が招かれて出席し、三十余名の婦女会員ともども婦女節を祝い、歓談交流した。

 席上、張雪瑛会長が于総領事および出席の会員各位に謝意を表すとともに挨拶をのべた。

 張会長は、今年が中日平和友好条約締結三十周年であり、また八月に初めてわが国でオリンピックが開催されること、張会長の故郷浙江省で、36キロに及ぶ世界一長いベイブリッジが六月に完成し、上海―寧波間の交通が驚く程便利になることなどを挙げ、「これらは私たち在日華僑にとって胸が躍る思いである」と語り、「私たちはこのような祖国の発展に呼応し、愛国愛郷の気持ちをますます高め、中日友好の一層の進展に努めていこう!」とのべた。
 
 婦人たちは梅朝子副会長の乾杯の発声で会食懇談に移り、久しぶりの歓談を楽しみ、また「大海故郷」、「南国の花嫁さん」などの歌曲を一緒に歌ったりして和気あいあい団欒のひと時をすごした。

 記念の集いは、呉少煖副会長の閉会の挨拶で散会となった。