協日本華僑経済合作社は三月五日、十二日、十九日の三日間にわたり、「地区別懇談会」を開催した。この会は同合作社組合員の登録住所を三地区に分け、近隣地区内の組合員同士が懇親交流を深めて、円滑な組合運営にがることを目的として今回初めて行われた。
 三回に亘る懇談会は、常務理事の梁廣成氏の司会で進められ、林秀美理事長が合作社の現状報告を行うとともに日頃の組合員各位の支持・協力および「合作社友の会」の活動に謝意を表した。また、黄大国理事が組合員の事業の発展と健勝を祈念して乾杯の音頭をとり、劉光智副理事長が閉会の挨拶をのべた。

 地区別懇談会の第一回目は三月五日に港区とその方面地区の組合員が出席し、汐留の「中国飯店」で、第二回目は新宿区とその方面地区の組合員が新宿の「聘珍楼」で、そして第三回目は渋谷区とその方面地区の組合員が自由ヶ丘の「南国飯店」に集って開催された。

 多忙の中、総勢一七〇余名の組合員が出席し、それぞれの懇談会では各テーブルに華僑初代、二代目或いは三代目が同席し、胸に付けた名札を照らしながらの自己紹介もあり、周辺地区組合員同士の存在を確認し合い懇親を深め、新たな交流の輪を広げることができたようだ。さらに、合作社への建設的な意見も多数出され、合作社は組合員の事業を支援していける足掛かりを感じた、との担当者の話もあった。

 今回の地区別懇談会が盛況に終ったことで、時代と共に希薄になりがちな華僑同士の絆を結びなおす一助となることができたようである。