◎玉代勢、文廣
この度は素晴らしいツアーを経験させて頂きました。 私の祖父、 父親の祖国である中国、 ひいては山東省への青年部による研修は私の子供達へのメッセージにもなります。
 第一に目に飛び込んだのはバスでの移動によるハイウェイの道路脇に続く農村地帯の広大さ、 です。 日本ではあり得ないくらいの都市や街の無さ。 そこで仕事をする人間の何かに対する 「貪欲」 な雰囲気。

 我々は東京でビジネスをしていますが、 彼らにとっては異感覚でしょう。 「のんびり」 でもなく、 「いい加減」 でもない。 確かに彼らの目つき、 動き、 放つ空気は私にとっては良い 「刺激」 になりました。

 文化レベルで言うと、 日本は豊かな国です。 しかし、 人間個々のハングリー精神レベルでは山東省の農村地帯の人間の方が勝ってる気がいたします。

 在日華僑の、 しかも我々のような青年達は現在、 事業をしている方達が多いです。 祖父や父親の背中を見て来たはずです。 時代は平成。 私の周りを見渡すと特に東京にはハングリー精神に欠けた青年が多いような気がいたします。

 今回のようなツアーを通じて、 北省青年部の結束力が強まると共に、 後世の人間に対して 「商売」 や 「生きる」 事の大切さを伝えて行ければ良いなと実感いたしました。

 今夏に青年部による家族同伴のバーベキュー会を企画いたします。 理事の方々にもご賛同頂き、 今後の青年部の発展にご協力頂ければ、と思う次第であります。

 今回のツアー、 誠にありがとうございました。


◎聶立東
 山東省は父親の出身地ということもあり、 今回の旅行は僕にとってとても有意義な旅行でした。 今まで済南の親類に会いにいく事はありましたが、 そこから車で約一時間程で歴史的に重要な場所があるとは考えてもいませんでした。

 泰山は日の出ずる霊峰と言われる通り、 尊厳に満ち溢れており、 曲阜は孔子を育てた街自身が静謐で思慮深い森の様でした。 青島には二十二年ぶりに訪れました。 その頃は旧市街が異国情緒をたたえている静かな街でしたが、 これほど経済的な発展をするとは想いもよりませんでした。 目覚ましい中国の発展を目の当たりにしました。

 あらためて中国の広さと歴史の深さを感じる旅となりました。 また、 それ以上に自分たちのルーツに魅力を覚え、 誇りを持ちました。 この機会を与えてくれた北省同郷聯合会の皆様に感謝を申し上げます。


(その3へつづく)