北海道在住の華僑華人の女性たちが八月三日、札幌市内の「札幌エルプラザ」で北海道華僑華人婦女会を設立し、成立大会を開いた。
 道内には戦前から戦後にかけて留学や強制連行などで定住した老華僑と改革開放政策により一九八〇年代以降に来日した新華僑それぞれに団体があるが、新老華僑間はこれまで疎遠だった。

 今回女性たちが新老華僑の枠を超えた組織を初めてつくったことは大いに注目される。
 
 同会は主旨として、新老華僑の区別なく、年齢、職業、学歴・文化レベルに関係なく、十八歳以上の華僑華人女性は誰でも参加出来る、としている。
 
 北海道の華僑社会では、この五十八年来、女性の大団結は初めてであり、北京オリンピックを契機に 同一個世界、同一個夢の友愛と団結を強め、中日友好交流を発展させ、愛国愛郷に貢献し、婦人の素質と教養を高めていくことをめざしていく。
 
 婦女会は道内在住華僑華人や中国残留邦人とその家族の女性約二十人でまず発足し、 会長には老華僑の周玉蘭さん(69)が、副会長には新華僑の孔令群さん(40)らが就任した。
 
 周会長は「高齢化が進む華僑総会を活性化するためにも、まず女性が新老華僑を区別せずに交流したい」とのべ、孔副会長も「ここから新老華僑の融和につなげたい」 とそれぞれ抱負を語っていた。
 
 同婦女会の役員人事と連絡先は次のとおり。
顧問 席占明、呉敦
会長 周玉蘭
副会長 孔令群、烏日娜、艶麗(太田小百合)
幹事長 尚爾華
副幹事長兼事務局長 劇久美子(垣本久美子)
理事 許麗、 沈怡、 張文昭