新型インフルエンザ等の影響で、5月28日の開催が延期となっていた神戸中華同文学校(林同福理事長、金翼校長)の建校110周年記念式典が去る9月11日午後1時20分から「神戸文化ホール」で盛大かつ厳粛に執り行われた。
当日は鄭祥林・中国駐大阪総領事、井戸敏三・兵庫県知事、矢田立郎・神戸市長をはじめ兵庫県と神戸市各界および同校と友好関係にある教育界の人びと、各外国人学校の代表、日本各地華僑総会・僑校の代表ら来賓、教職員、校友生、同校在校生ら関係者およそ900名が出席した。

記念式典では鄭祥林総領事、井戸知事、矢田市長らが祝辞をのべた。

神戸中華同文学校は、清朝改革派のリーダー梁啓超先生が1899年来神の際、異国での民族教育の重要性、祖国の言葉や文化を子孫に伝える必要性を説き、丁度110年前の5月28日に建校された110年の輝かしい歴史と伝統を有す在日華僑の誇りある華僑学校である。

同校の林同福理事長は挨拶の中で、本校の教育目標は「華文教育を通して中国人としての自覚を身に付け、徳・知・体の健全な発展をはかり、将来中日友好事業に積極的に貢献出来る人材育成」にあるとのべ、今後学校と華僑社会の結束、地域社会との連携と相互発展のため一層努力を重ねていくと表明、関係各位の更なる支援を要請した。

記念式典終了後、同ホールで引き続き記念コンサートが催され、また同日晩には「神仙閣」で校友生ら同校関係者500名余りが出席して盛大な記念祝賀会が開かれた。

記念式典とコンサートおよび祝賀会には東京華僑総会を代表して王国蛟副会長が出席し、同校が建校110周年を迎えたことに祝意を表した。