11月4日、晴れ渡る青空の下、日本華僑経済合作社は、「サッポロビール千葉工場」・「千葉県立現代産業科学館」への第38回見学会を催行した。
組合員約90名を乗せた二台のバスは定刻どおり新橋を出発、最初の見学施設である千葉のビール工場へ向かった。

ビール工場は東京湾を一望できる海岸沿いの大規模工場だ。案内人に工場内を誘導され、ビールの原料を手に取り、製造法の映像を見、ロボットや高速稼働する先進的自動化の製造工程の説明を受けながら見学した。工場内に設置された大型の貯蔵タンクは大瓶にして93万5千本分が貯蔵され、一人が一日に一本飲むと2500年を要すると言う説明を受けて、組合員から驚きのため息が漏れていた。

工場見学終了後は、20分間数種のビール試飲タイムが待っていた。見学で動き回った組合員達はできたてのビールで喉を潤すことができた。

その後、バスは昼食会場の海浜幕張にある「和食波奈」へと向かった。ビール試飲効果の出た組合員達も含め、落ち着いた雰囲気の店内にそれぞれが着席、彩り鮮やかな季節の菜に舌鼓を打ち歓談し、組合員相互の交流が深められた。

午後の見学施設は、市川市にある「千葉県立現代産業科学館」だ。現代産業の歴史をなぞる展示品によって、先端技術への基本がわかり易く紹介されていた。館内では、時間ごとに様々な実験が行われ、参加者体験型の展示ブースでは不思議な科学現象をゲーム感覚で体験し学ぶことができた。

全ての見学を終え、一路東京への帰路に着いたハイウェイでは、バスの前面から晩秋の夕陽が名峰富士山の稜線を影絵のように描き出して東京の街を照らし、車内で歓談する組合員達の横顔を照らしていた。それぞれの胸に思いがけなく遭遇した自然の美しさが組合員交流の想い出に加わった。参加組合員はお互いの元気な再会を約して、 施設見学会は盛会のうちに新橋で解散した。