東京華僑婦女会(呉少煖会長)の「三・八国際婦女節」記念の集いが6日午後、東京華僑会館内の維新號銀座新館で開催され、会員・来賓およそ40名が出席した。
当日は同会の議長林永子さんが司会を務め、はじめに呉少煖会長が挨拶をのべた。
呉会長はまず、1904年3月8日ニューヨークで女性たちが参政権を求めてデモ行進したことがきっかけとなった国際婦人デーの由来について「今年は三・八国際婦女節の百周年に当ります。1910年国際社会主義者により第二次婦女代表大会が開かれ、国際婦人デーとして記念されるようになった。中国では49年の新中国成立後、 3月8日を国際婦女節と規定し、国連では75年に3月8日を国際婦人デーとして祝い始め、婦人・児童の権利と社会的平等を確認した」ことなどを紹介した。
次いで呉会長は、中国の婦人の活躍は中国国内だけでなく、80年代のまだ国が貧しい時代にも各技術者がアフリカやパキスタン等に派遣されて活躍し、かつて私の住んでいた蘇州でも知人の女性名医が気候の異なるこうした国々で仕事をしていたと語り、「今日の中国の国際的な地位や経済的発展はこれら婦人たちの地道な国際交流と貢献の賜物でもある」と強調した。
呉会長は挨拶の最後に「私たち華僑社会でも先輩の方々は貧しい中を皆で今日のような立派な華僑会館を有する華僑総会を築き、私たちはその恩恵を受けている。私たちはこれからも先輩の方々の精神と伝統を守り、華僑社会を更に良くしていきたいと思う」とのべた。
記念の集いには、中国大使館の劉敬師一等書記官兼領事と夫人の劉宏一等書記官、東京華僑総会の廖雅彦会長および北省、江蘇、浙江、福建、廣東、台湾の各同郷会の代表が招かれて出席した。
来賓を代表してお祝いの挨拶に立った劉敬師領事は、「昨年、この記念の集いには只一人の男性として招かれたが、今年は何人かの男性も招かれており、大変嬉しく思っている。中国大使館を代表して婦女会の皆さんにお祝いを申し上げます」と語り、 「昨年祖国は建国60周年を迎えたが、この60年来、中国の女性は大きな変化と成果をあげ“女性は天の半分を支える”のことば通り、多くの仕事を成し遂げた。例えば国家指導者の中に劉延東氏や呉儀氏、陳至立氏など女性が8名、また部長級女性幹部230人余りがおり、全国人民代表の21%、政協全国委員の17%、国家公務員の40%、全就業人口の45%にあたる3億5千万人を女性が占めていることなど、中国の政治経済・文化の方面で女性は重要な地位を占めている。これは60年来の中国の進歩を示すものである」と強調した。
劉領事は更に、日本華僑社会の中で、皆さんは中国の伝統をもって積極的で活発な活動をしており、他の団体とともに華僑社会の建設のため大きな貢献をしていると讃辞をおくった。
席上、廖雅彦東京華僑総会会長が、国際婦女節を祝い、東京華僑婦女会の発展を祈念して乾杯の労をとった。
婦人たちは沈静珍さんの歌唱指導で京劇“紅灯記”の一節“都有一紅亮的心”を唄ったり、また4月9日のリサイタルを間近に控えたソプラノ歌手秦琴さんのみごとな美声を堪能したり、和気あいあいなごやかに国際婦女節を祝い、歓談会食の楽しいひと時をすごした。閉会にあたり、梅朝子副会長が出席の各位にお礼の挨拶をのべた。
呉会長はまず、1904年3月8日ニューヨークで女性たちが参政権を求めてデモ行進したことがきっかけとなった国際婦人デーの由来について「今年は三・八国際婦女節の百周年に当ります。1910年国際社会主義者により第二次婦女代表大会が開かれ、国際婦人デーとして記念されるようになった。中国では49年の新中国成立後、 3月8日を国際婦女節と規定し、国連では75年に3月8日を国際婦人デーとして祝い始め、婦人・児童の権利と社会的平等を確認した」ことなどを紹介した。
次いで呉会長は、中国の婦人の活躍は中国国内だけでなく、80年代のまだ国が貧しい時代にも各技術者がアフリカやパキスタン等に派遣されて活躍し、かつて私の住んでいた蘇州でも知人の女性名医が気候の異なるこうした国々で仕事をしていたと語り、「今日の中国の国際的な地位や経済的発展はこれら婦人たちの地道な国際交流と貢献の賜物でもある」と強調した。
呉会長は挨拶の最後に「私たち華僑社会でも先輩の方々は貧しい中を皆で今日のような立派な華僑会館を有する華僑総会を築き、私たちはその恩恵を受けている。私たちはこれからも先輩の方々の精神と伝統を守り、華僑社会を更に良くしていきたいと思う」とのべた。
記念の集いには、中国大使館の劉敬師一等書記官兼領事と夫人の劉宏一等書記官、東京華僑総会の廖雅彦会長および北省、江蘇、浙江、福建、廣東、台湾の各同郷会の代表が招かれて出席した。
来賓を代表してお祝いの挨拶に立った劉敬師領事は、「昨年、この記念の集いには只一人の男性として招かれたが、今年は何人かの男性も招かれており、大変嬉しく思っている。中国大使館を代表して婦女会の皆さんにお祝いを申し上げます」と語り、 「昨年祖国は建国60周年を迎えたが、この60年来、中国の女性は大きな変化と成果をあげ“女性は天の半分を支える”のことば通り、多くの仕事を成し遂げた。例えば国家指導者の中に劉延東氏や呉儀氏、陳至立氏など女性が8名、また部長級女性幹部230人余りがおり、全国人民代表の21%、政協全国委員の17%、国家公務員の40%、全就業人口の45%にあたる3億5千万人を女性が占めていることなど、中国の政治経済・文化の方面で女性は重要な地位を占めている。これは60年来の中国の進歩を示すものである」と強調した。
劉領事は更に、日本華僑社会の中で、皆さんは中国の伝統をもって積極的で活発な活動をしており、他の団体とともに華僑社会の建設のため大きな貢献をしていると讃辞をおくった。
席上、廖雅彦東京華僑総会会長が、国際婦女節を祝い、東京華僑婦女会の発展を祈念して乾杯の労をとった。
婦人たちは沈静珍さんの歌唱指導で京劇“紅灯記”の一節“都有一紅亮的心”を唄ったり、また4月9日のリサイタルを間近に控えたソプラノ歌手秦琴さんのみごとな美声を堪能したり、和気あいあいなごやかに国際婦女節を祝い、歓談会食の楽しいひと時をすごした。閉会にあたり、梅朝子副会長が出席の各位にお礼の挨拶をのべた。