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新しい一年を迎え、在日同胞の皆様とともに気持ちを新たにし、共に力を合わせ、祖国の発展・建設のため、中国と日本がより良い関係を作るために力を合わせていきたいと考えております。
過ぎ去った昨年を振り返れば、わが国は内外ともに大きな成果を収めることが出来ました。先ほど廖会長の挨拶の中でありましたように、昨年は色々と国内で土石流や地震などの自然災害がありましたけれども、これを乗り越え、また外部環境では国際金融危機の影響を克服して国内建設において目覚ましい発展がありました。中でも、上海万博、廣州アジア大会等の大きな行事を成功裡に催すことが出来、更に11期5ヵ年計画の最後の年として多くの成果を収めることが出来ました。この中で私が目を引く一つの成果として高速鉄道建設があります。 昨年年末の発表で、すでに高速鉄道の運行距離が8358kmになりました。大変目覚ましい勢いで伸びており、当初、2013年か14年ぐらいに開通を予定していた北京―上海間の高速鉄道が本年6月頃に開通する見通しとなっており、内外も認める目覚ましい発展です。海外にいる人たちも大変喜んでおられることだと思います。

中国と日本の関係を振り返ると、廖会長も触れられた通り、昨年、紆余曲折、波風がありました。中でも釣魚島を巡る争いが、中国と日本の関係に対して大きな衝撃を与えました。釣魚島は皆様良くご存知の通り中国固有の領土であり、明、清の時代の歴史文献にもはっきり載っております。

勿論、一方では日本側に別の主張があるということです。しかし、こういうことについては中国と日本の国交正常化や平和友好条約等の際に、おたがい話し合いがありました。結局、こういうことはおたがいに話し合いを通じて解決すべきで、一方的な措置では解決できないことです。それについて、両国のハイレベルの指導者が色々な場で話し合い、特に横浜APECでの会談で、こういう事件を乗り越えて中国と日本の関係、つまり戦略的互恵関係という大目標を堅持して、おたがい大所高所に立って政治・経済・人文等多くの分野で相互の関係を発展させていこうと合意しました。

私たちは、 これに基づいておたがいに力を合わせて努力していかなければなりません。 実際に、 中国と日本の関係はおたがいに隣国ですから、 隣国というのは引っ越しがきかない。 隣近所で喧嘩して、 どうしても解決出来ない場合は、 引っ越すということも出来るが、 隣国というのは引っ越しが出来ません。 仲の良い付き合い、 善隣友好関係を築かなければならないということです。

実際に昨年、中国と日本の貿易額は歴代の最高記録を更新しました。12月のデータはまだ出ていませんが、11月は既に2677,9億ドルになり、2008年のリーマンショック以前の最高記録を更新しました。これに代表されるように、中国と日本の経済をはじめ各分野の関係は益々深まっています。一番大きな要因は中国市場の拡大・中国内需の拡大ということが言えると思います。つまり、中国と日本のおたがいの関係が益々双方向の平等、総合的な依存関係になりつつあるということが言えます。これから本当の戦略的互恵関係を更に充実させ、本当のウィン・ウィン関係、互恵平等の関係をつくらなければいけません。

華僑華人の皆様は昨年においても色々と多くの努力を払われて大きな成果を収めており、私は喜びと感謝の気持ちを申し上げたいと思います。

皆様は新老華僑が力を合わせ、昨年「四海同春芸術団」や温総理訪日歓迎等色々と多くの事業を成し遂げ、また自然災害や祖国建設に援助の手を差しのべ、横浜山手中華学校の新校舎が建設され各地華僑総会の建設・組織の発展においても新たな動きがありました。

これからも私たち中国大使館は各部門で最大限問題解決に努力し、皆様の権利・利益、保護また華僑社会の発展のため力を尽くしてまいりたいと思います。

新しい一年において、わが祖国の一層の発展、中国と日本の関係の更なる改善と発展、華僑の皆様のご健康、家族のご多幸をお祈りしまして新年のご挨拶とさせていただきます。(文責・編集部)