東京華僑総会の第十期第三次会員代表大会が去る六月二十一日午後四時から東京華僑会館七階会議室で開催され、 会員代表一九四名中、 委任状を含む一五一名が出席した。
大会は議長に潘桂華氏を選任し、はじめに廖雅彦会長が挨拶に立ち、「東日本大震災発生以来三ヵ月余りとなるが、本会が呼び掛けてきた被災地復興支援の募金活動では多くの皆様の協力をいただき、大変感謝致しております」と謝意を表わすとともに、 この一年来の会務活動の概況について報告した。

次いで大会は議案の審議に入り、現在の任意団体である東京華僑総会を一般社団法人に移行させることについて、廖会長が提案説明を行った。廖会長はこの中で、これまで執行部、常務理事会および理事会において討議検討を重ねてきた社団法人化に向けた一連の経緯を報告するとともに定款(案)についても詳細な説明を行った上で、会員代表大会が東京華僑総会の一般社団法人への移行を承認するよう求めた。

大会は質疑応答ののち、東京華僑総会の一般社団法人への移行および定款(案)について、賛成大多数により、これを承認可決した。大会はまた、今後の社団法人移行への具体的過程での一切の権限を理事会に一任することを満場一致で了承した。

大会終了後、八階ホールで和気藹藹、暑気払いの懇親会が開かれた。