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全日本華僑華人中国平和統一促進会(金翬会長・略称=日本華僑統促会) の定期会員大会が8月6日午後、東京華僑会館の七階会議室で二年ぶりに開催された。
会議は陳慶民、凌星光の両氏を議長に選び、はじめに金会長が挨拶を述べるとともに、この二年来の会務活動について報告した。

金氏はこの中で、「日本華僑は“台独反対、祖国統一”を華僑運動の重点としてやってきた長い伝統がある。今日両岸関係は好転し、安定発展を目指しているが、“台独反対”の姿勢を忘れてはならない。私たちは中華民族の復興、祖国統一という先駆者たちの理想と夢を実現させるため今後も力を注いでいかなければならない」と強調した。

また金氏は規定により三期六年の会長職を退任するにあたり、これまでの各位の支持と協力に謝意を表し、今後も一会員として微力を尽していきたいと表明した。

会議は二年来の会務活動報告と殷秋雄副会長よりの会計報告について、若干の質疑応答ののち、これを承認した。

会議は今後の活動について、_罅梗身が祖国と両岸関係をめぐる情勢の学習強化に一層努め、∪こΤ胴顱γ楼茲砲△襭隠牽依召硫擽2攷妖促会および日本国内の各華僑華人団体との連携強化を一層はかり、K棆馥睇瑤慮鯲と連絡体制を一層強化していくこと等について積極的な意見交換があり、次期会長の下でこうした意見を汲み取り、今後の活動に反映していくことを確認した。

続いて大会は任期満了に伴う会長、副会長、監事らの選挙に移り、常務副会長会議より推挙のあった陳慶民副会長(東京華僑総会副会長)が満場一致で新会長に選出された。副会長の人選については新会長の意向を踏まえて全員の留任が承認された。監事には林斯福、庚欣、春木智徳の三氏が選任された。大会は全会一致で前会長金氏の名誉会長招聘を承認した。

なお、会則の一部に会の実態とマッチしない条文があることから、この部分の条文改正については、陳慶民新会長に一任することが決議された。