辛亥革命百周年を記念し、廣東省中山日報報業と廣東省中山市外事僑務局が合同で企画し、廣東人民出版社より出版された書籍《夢回東方―華僑華人百年の心の歴史》 (簡体字版) の東京発刊式が8月6日、東京・日比谷聘珍樓で行われた。同著の繁体字版は既に台湾の中国時報集団より上梓されている。
今回の発刊式はハワイ、ロンドン、バンクーバーなど世界十都市でほぼ同時期に行われ、東京での発刊式は社団法人廣東同郷会と中山同郷会準備委員会共催によるもの。

冒頭挨拶に立った廣東同郷会の陸煥会長は辛亥革命百周年にあたり、「華僑は革命の母なり」という孫文先生が遺された言葉に思いを馳せ、同著が発刊されたことは大変喜ばしいと語った。

この日の発刊式には来賓として中国大使館より劉亜明参事官兼総領事、同領事部より関妍氏、馬天澤氏が出席した。劉参事官兼総領事は挨拶の中で、同著は孫文先生と辛亥革命を巡る百年来の華僑華人の辛酸と奮闘を経て今日の繁栄へと続く歴史を綴ったもので、世界中の華僑華人が同著を通じて、さらに祖国へ心を通わせる事を願った。

続いて孫文研究家としても知られる廣東同郷会符順和副会長が、孫文先生と日本、特に横浜との関わりについて語った。

引き続き同所で懇親会が行われ、日本華僑華人聯合総会の陳学全副会長兼事務局長が祝杯の音頭を取った。

また、この日の発刊式には東華教育文化交流財団江洋龍理事長、東京華僑総会李旭光常務理事、横浜華僑総会梁啓成理事や廣東同郷会関係者らが出席したほか、中文導報、現代中国報などの在日華字紙の記者が発刊式の模様を取材した。