東京華僑婦女会(呉少煖会長)恒例の忘年会が12月5日午後、東京華僑会館八階ホールで催された。
寒い日が続く中、当日は良く晴れて暖かく、30名近くの会員が集った。遠く静岡から駆けつけた方、華僑報を見て臨時に参加された方、多忙にも拘わらずいつも参加くださる方など、風邪のため参加出来なかった方々の分を含めて、出席の会員たちは、 たがいに一年の労をねぎらい、楽しいひと時を過ごした。
この日は特に、婦女会のみなさんにハーモニカの演奏を披露して喜んでいただきたいと、大先輩の僑胞鄭江明氏が特別参加された。同氏は「ハーモニカの演奏は世界の中でも、日本の演奏技法は群を抜いて最先端にあるが、他国には芸術学部に専攻があるのに、日本には残念ながらない」などと紹介を交えて演奏された。婦人たちの郷愁をそそる『茉莉花』と『丘を越えて』では会場いっぱいの手拍子が起こり、『帰れソレントへ』はイタリアの風景が思い起こされ、アンコールには、この歌を聴くと、いつも戦争で死に目に会えなかった母を思い出すと『いつくしみ深き』を演奏され、これらの素晴らしいハーモニカ演奏は婦人たちを魅了し、その胸にしっとりと響いたようだ。
忘年会はその後、役員たちがそれぞれ持ち寄った景品(中には役員自身が手描きした美しい花々の絵もある)による和気あいあいの抽選会が行われ、最後に全員で来年は良い年になりますようにと祈念し、来年の三・八婦女節でまたお会いしましょうと約束して閉会となった。
この日は特に、婦女会のみなさんにハーモニカの演奏を披露して喜んでいただきたいと、大先輩の僑胞鄭江明氏が特別参加された。同氏は「ハーモニカの演奏は世界の中でも、日本の演奏技法は群を抜いて最先端にあるが、他国には芸術学部に専攻があるのに、日本には残念ながらない」などと紹介を交えて演奏された。婦人たちの郷愁をそそる『茉莉花』と『丘を越えて』では会場いっぱいの手拍子が起こり、『帰れソレントへ』はイタリアの風景が思い起こされ、アンコールには、この歌を聴くと、いつも戦争で死に目に会えなかった母を思い出すと『いつくしみ深き』を演奏され、これらの素晴らしいハーモニカ演奏は婦人たちを魅了し、その胸にしっとりと響いたようだ。
忘年会はその後、役員たちがそれぞれ持ち寄った景品(中には役員自身が手描きした美しい花々の絵もある)による和気あいあいの抽選会が行われ、最後に全員で来年は良い年になりますようにと祈念し、来年の三・八婦女節でまたお会いしましょうと約束して閉会となった。