去る6月30日、第48回中国人殉難者全道慰霊祭が北海道仁木町の中国烈士園日中不再戦友好碑の前で厳かに執り行われた。
同慰霊祭実行委員会の主催によるもので、中国駐札幌総領事館の代表、道内の日中友好団体・人士、小樽市長、仁木町長および北海道華僑華人婦女会など在道僑胞、中国留学人員友好聯誼会、札幌、室蘭、苫小牧等各地の留学生などおよそ150名が出席した。

同慰霊祭は、中日戦争末期、中国から強制連行され道内各所で過酷な労働を強いられて殉難した3047名の中国人労工を丁重に追悼するため1966年から毎年行われている。

会場には死者を追悼する中国人殉難者永垂不朽の垂れ幕が掲げられ、碑前には生花、果物が供えられる中、僧侶の読経が続き、参列者が次々と焼香した。

仁木町長の三浦敏幸氏が追悼のことばを述べ、悲惨な戦争による犠牲は二度とあってはならぬ、日中友好を心から願うと表明。駐札幌総領事館の李涛領事が、許金平総領事の哀悼のことばを代読した。

許総領事は、慰霊実行委員会の人々と参列者が長年に亘って、中国人殉難者の慰霊と中日友好事業に尽力してきたことに深く敬意と感謝の意を表した。

長く中国人は強制連行と殉難者の遺骨調査・送還に携わってきた道内華僑の長老席占明氏も当時の悲惨の状況を報告するとともに哀悼のことばを述べた。

歌手の清水紫氏が追悼の歌を歌って殉難者の霊前に捧げた。慰霊祭の最後に参列者有志が太極拳の集団演技を行い、慰霊の念をあらわした。