札幌総領事訪問
【札幌発】去る8月3日、中国雲南省昭通市魯甸県でマグニチュード6,5の地震が発生した。テレビに映し出された被災地の悲惨な状況に心を痛めていた北海道札幌華僑会館・札幌華僑総会の僑胞たちは、被災地支援のため何が出来るかについて臨時総会を開き、先ず被災地救援と復興のため日本円二十万円の義援金を贈ることを決めた。
8月5日、札幌華僑会館の杜国勝理事長と札幌華僑総会の陳蘊剛会長は中国駐札幌総領事館を訪れて滕安軍総領事と李春首席領事と会見し、被災地の救助救援活動に役立てて欲しいと二十万円の義援金を滕総領事に寄託した。

滕総領事は、「札幌華僑会館と札幌華僑総会会員一同の被災地の救助救援活動に役に立ちたいとの気持ちと支援に感謝します。迅速に皆様の気持ちを被災地の皆様に届けるよう努力します。きっと救助救援並びに復興事業にも役立つと思われます。これからも総領事館としても在日の華僑華人と協力しながら、救援と復興に何ができるかを考え、取り組んでまいります」と述べた。

杜理事長と陳会長はこもごも「微力ですがこれからお役に立つことがあれば、是非協力させていただきます」と決意を述べ、被災地の一日も早い復興を心より祈念した。


写真説明:札幌総領事館を訪ね、雲南地震の義援金を滕総領事(中央)に寄託する杜理事長と陳会長(左二、三)