8月3日に雲南省魯甸で発生した地震で、祖国同胞108万人が被災し、600人以上が犠牲となったニュースが在日華僑華人の間で大きな関心事となっている中、北海道在日中国科学技術者聯盟(張豫濱会長、略称‥科盟)は、祖国探親中の張会長に代わって、直ちに孔令群幹事長を中心として広く会員と友人たちに呼びかけて救援募金活動に取り組んできた。
或る会員は仕事を休んで孔幹事長の歯科診療所に募金を届けたり、或る留学生は自分の食事代を節約して募金に応じたりという具合で、被災地同胞を支援したという熱い思いが多くの会員と友人の心を動かした。

8月13日、科盟の孔令群幹事長は、高翔会員と婦女会の周玉蘭会長をともなって中国駐札幌総領事館を訪ね、滕安軍総領事と李春首席領事と会見し、会員、友人からの心のこもった救援募金を寄託し、被災地同胞への慰問の気持ちを伝え、犠牲となった同胞への哀悼の意を表するとともに、一日も早い被災地の復興を祈念した。

滕安軍総領事は被災地人民に代わって華僑華人の救援募金に謝意を表し、被災地の状況を紹介し、中国政府は必ず災難を克服し、被災地の復興を勝ちとることが出来ると述べた。