廣東 敬老慶祝大会 写真
【横浜発】一般社団法人廣東同郷会(陸煥鑫会長)は、9月15日正午、横浜中華街聘珍樓本店大宴会場で恒例の敬老慶祝大会を開催した。
同店三・四階吹き抜けのパーティフロアを会場に、長老会員90余名を含む会員とその家族ら総勢300余名が一堂に会し団欒した。

朱銘江副会長の司会で開会し、陸煥鑫会長は冒頭の挨拶で、同会会員の約三割が既に古稀を過ぎた長老会員で占められていることが紹介され、敬老の日にあたり先輩会員がますます健康であるようにとの祝福の言葉が述べられた。また陸会長は挨拶の中で、年長者の健康法について触れ、激しい運動は避け緩やかな体操などが良いと語った。

会長の挨拶に続き廣東要明鶴同郷会夏東開名誉会長の音頭で乾杯し、祝宴が始まった。

参会者はこの日の為に特別に用意されたふるさと廣東の名菜に舌鼓を打った。特に普段食べる機会の少ない「紅焼百花鴨掌(アヒルの水掻きの海老すり身のせ柔らか煮込み)や「蒜蓉蒸蘇眉腩(ナポレオンフィッシュのにんにく蒸し)」は参加者の好評を博した。

宴も中盤に差し掛かる頃、陸会長を先頭に同会幹部が全ての宴卓を「敬酒」(=祝杯を挙げあいさつ)して廻った。また、同日参加した70歳以上の長老会員には同会から長寿を願い祝意を表す「利是」(紅包=金一封)が贈呈された。

また、テーブルごとに記念撮影をした。

午後三時頃、符順和副会長の閉会の辞で盛会裏に敬老慶祝大会はお開きとなった。

廣東同郷会は年間を通じて多彩な会員親睦活動を展開し、廣東同胞はもとより多くの僑胞との親睦を深めている。そして、廣東同郷会は来年いよいよ法人成立50周年の記念すべき節目の金禧之年を迎える。


写真説明:陸会長と幹部が各宴卓を廻り、長老会員の健康を祝う