鹿児島　新年会 写真
鹿児島華僑総会（楊忠銀会長）の重要な年中行事の一つ、春節懇親会が2月22日午後1時から同県伊集院町の僑胞経営の中国料理店「栄蘭亭」で開催された。
当日は中国駐福岡総領事館より紀�販了�が招きに応じて鹿児島を訪れて春節懇親会に出席し、鹿児島僑胞20余名と春節を祝った。

開会を前に楊忠銀会長が春節祝賀の挨拶を述べた。この中で楊会長は、鹿児島華僑総会の情況を報告し、特に在留カードへの切り替え手続きについて僑胞の注意を喚起するとともに、本年三月初旬、佐賀において九州地区各華僑総会の参加する九州ブロック会議が開催されるので、要望があれば提起してほしいと呼びかけた。

紀領事が鹿児島僑胞へ親しみのこもった春節の挨拶を述べたのに続いて林孫玉副会長が乾杯の音頭をとり祝賀宴が始められた。

「栄蘭亭」の粋なはからいで、福建省の郷土料理も宴卓に並び、参会者は大いに喜び、料理に舌鼓を打ちながら一人ひとりの近況を紹介しあい、宴席は賑やかで和気あいあいの雰囲気に包まれていた。

閉宴にあたり、一番遠方の鹿屋より駆け付けて参加した薛氏による再会を祈念する万歳の締めで閉会となった。

同会では、体調不良や様々の都合で出席者が少人数のこともあるが、今後も中国の伝統ある春節懇親会を多くの新しい僑胞や三、四世の人たちの参加を得て継続していくとしている。