廣東迎春聯歓会 一般社団法人廣東同郷会(陸煥鑫会長)は、旧暦の大晦日に当たる二月七日正午、横浜中華街「聘珍樓本店」大宴会場にて恒例の迎春聯歓及び成人祝賀会を催した。
 同店三・四階吹き抜けのパーティーフロアを会場に、中国駐日大使館の王軍参事官兼総領事、王樹凡一等書記官兼領事を初め、京浜地区の僑団、同郷会、山手中華学校の代表らが来賓として招かれ、会員とその家族らと合わせ総勢三三六名が一堂に会し、三五卓の宴卓を囲み、二〇一六年の新春の到来を祝った。東京華僑総会から林斯福副会長が出席した。
当日の聯歓会は朱銘江副会長の司会で開会し、陸煥鑫会長は挨拶の中で、今年は会の運営に欠かせない財政の改善が見込まれる年になる見通しであることが紹介され、「今後とも会員サービスの向上を目指していく」と語った。

 会長挨拶ののち来賓が紹介され、続いて駐日大使館の王軍参事官兼総領事が来賓を代表し新年の挨拶をし、祝福を送った。
続いて今年成人を迎えた会員子弟の呉永康君、藤田賢之君、山口美華さんの三名に同会より記念品と会長の著書が贈られた。
 
 そして、同会の夏東開顧問の発声で祝杯を挙げると、太鼓と銅鑼の音がけたたましく宴会場に鳴り響き、横浜中華学校校友会「国術団」による二頭の獅子が登場し、場内は一気に春節のめでたい雰囲気に包まれた。
参会者はこの日の為に特別に献立てされたふるさと廣東の名菜に舌鼓を打った。中でも古くからあり、廣東の伝統料理でもある豚足とゆで卵を黒酢で煮込んだ料理「香醋蛋猪脚姜」は年配の会員、特にご婦人方の好評を博した。

 宴も中盤に差し掛かる頃、会員有志と会友により申年にちなみ、西遊記の登場人物である三蔵法師、孫悟空、猪八戒、沙悟浄などの装束をまとった一団と、その後に続く「秧歌」の舞い手達が軽快な踊りを踊りながら会場内を練り歩き、場内を大いに沸かせた。 
それから、陸会長を先頭に同会正副会長と王軍参事官兼総領事らが全ての宴卓を巡り「敬酒」(=祝杯を挙げ挨拶)して廻った。

 午後二時半すぎ、符順和副会長の閉会の辞で盛会裏にお開きとなった。

 また、この日の来場者には、昨年の同郷会成立五十周年を祝うために編纂された記念誌「一般社団法人廣東同郷会成立五十週年金禧会慶紀念特刊」が配られた。
廣東同郷会では年間を通じて多彩な行事を行っており、今回の新年会に続き三月下旬には熱海への温泉旅行会が計画されている。



写真の説明:今年成人を迎えた三名が陸会長(右二)と記念撮影