jpeg李紅玉領事らを迎え、合唱を披露

 三月六日東京華僑婦女会は「維新號」銀座新館に於いて三・八国際婦女節を祝う会を開催した。
 当日大使館より李紅玉一等書記官兼領事と王樹凡一等書記官兼領事が、東京華僑総会より林斯福副会長が出席したのをはじめ留日福建同郷会、留日台湾省民会、浙江同郷会、廣東同郷会、江蘇同郷会、北省同郷聯合会より会長、副会長、理事ら来賓がお祝いに駆けつけ、会員と合わせて総勢三十八名が参加した。

 はじめに、呉少煖会長が挨拶に立ち、この中で「いつの時代でも我々婦人は仕事に於いても、教育に於いても、縁の下の力持ちとして、世の中のために尽くしてきました。今後は更に若い人を結集して、先人達の残してくれた実績を継承し、更なる進歩を遂げていきたい」と強調した。

 次いで、李紅玉領事が中国大使館と王軍総領事を代表して、東京華僑婦女会の同胞に国際婦女節の祝意を表した。
 
 その中で、「中日関係の発展は僑胞の参与あってこそであり、特に同胞の婦人達は家庭の重い任務を背負いながら、貢献されてきました。また日本の社会にとけ込みながら、同時に祖国の発展を支持し、積極的に中国文化を広め、中日文化・経済交流の橋渡しとなり、民間の使者となり、活動を続けてきました。今後更に引き続き新しい貢献を成すことと信じております。中国大使館は永遠に僑胞の家である」と述べられた。

 食事と歓談が進む中、李領事を囲み会員有志が合唱を披露し、また会員の独唱もあり会場は大いに盛り上がった。

 閉会にあたり、副会長の王寺さんより感謝の言葉があり、参加者たちは来年の再会を約束し散会した。