損壊した城見櫓をバックに(左から趙会長・林会長) 熊本大地震の発生後、長崎華僑総会(趙弘隆会長)はこれまで会員と各団体に呼びかけて義援募金活動を行ってきた。
 去る五月十六日、同会の趙弘隆会長は、熊本華僑華人総会の事務所(熊本市中央区花畑町・林祥増会長経営の『城見櫓』内)に林祥増会長を訪ねて面会し、お見舞いの言葉を述べるとともに、同会の義援金と寄託を受けた(公財)孔子廟・中国歴代博物館、長崎福建同郷会三山公帮、長崎福建会館、長崎中華料理同業組合、長崎華僑婦女会、稲佐墓地管理委員会など各団体からの義援金及び寄託者の名簿を手渡した。

 林祥増会長は長崎華僑各界よりの暖かい励ましに応え、熊本の僑胞を代表して「皆様のお気持ちに元気がでます。早く落ち着くように一同頑張っていきます」と感謝の言葉を述べた。






写真説明:熊本城を望む損壊した「城見櫓」内で長崎各界よりの義援金を林祥増会長(右)に手渡す趙弘隆会長(左)