�蠱羚餮賈殘�センターの会長で、東京華僑総会の副会長を務めた劉俊南氏が十一月十日、病のため逝去された。台湾省雲林県出身、享年八六歳。
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　一九三〇年七月台湾省雲林県に生まれ、一九五〇年五月来日。中央大学経済学部に学び、一九五四年の卒業までの間、中国留日同学総会の副主席を二期務めた。一九五六年から六七年まで、新華社などの中国のニュースを日本に紹介する亜細亜通信社（在日華僑経営）の編集部に勤務し、この間、ジャパン・プレスの記者としても活躍した。

　一九六七年、�蠱羚馗命�社の設立に伴い、同社の編集部長を務め、退社後の七五年から�蠱羚餮賈殘�センターを興し、今日に至っている。

　台湾省出身の劉氏は、いち早く新中国を支持して在日華僑の愛国団結事業と中日友好促進に寄与し、とりわけ祖国の早期統一を願って海峡両岸の平和発展のため精力的に力を注ぎ、長期に亘って東京華僑総会の理事、常務理事、副会長を歴任した。また一九七四年一月の留日台湾省民会の成立と二〇〇五年九月の全日本華僑華人中国平和統一促進会の成立にも参画し、生前は省民会理事、統一促進会の常務副会長として尽力した。

　葬儀はすでに家族葬として厳かに執り行われた。喪主は長男劉志宏氏、�蠱羚餮賈殘�センター社長の劉志成氏は三男。