日本華僑華人聯合総会の第19届代表委員大会が６月18日午後12時半から大阪市中央区天満橋の大阪キャッスルホテルで開催され、日本各地の19僑会、２僑校の代表委員54名と来賓・オブザーバー併せて65名が出席した。 開会にあたり、開催地を代表して于学偉大阪華僑総会副会長が開会と歓迎の挨拶を述べた。
任政光会長は大会冒頭の挨拶の中で、先頃、北京で開催された「一帯一路」フォーラムが国際社会から幅広く支持され、成功裡に閉幕したことに祝意を表し、「一帯一路」の国際協力の推進は、わが国の持続的発展と中華民族の偉大な復興に大いに貢献するものと確信すると語り、更に両岸問題について、海外華僑華人は一つの中国の原則を堅持し、台湾独立に断固反対し、両岸同胞の交流・往来の拡大と両岸の平和的発展に関心を寄せていると強調した。
任会長はまた「今年は中日国交正常化45周年に当たるが、両国関係はいまだ改善されていない。私たちは一年来の活動を総括し、現状を理解し、貴重な経験に学び、次年度の活動につなげていきましょう！」と述べた。
挨拶の最後に任会長は今大会をもって会長職を辞することを表明した。
来賓を代表して挨拶に立った中国大使館の王軍参事官兼総領事は、「昨年東京で開催された聯合総会の大会から早や一年、この間、米英仏比の各国に大きな変化があり、世界の潮流も変化したが、中国は平和発展のため多大な努力を重ねてきた」と強調した後、「日本華僑華人聯合総会は長期に亘って、日本の華僑社会に於いて、同胞の生活と地位の向上に尽力し、また華僑団体の建設と団結、中華文化の継承、中日友好促進の面で重要な役割を果たしてきた。中国大使館はこのことに対し、敬意と謝意を表します」と述べ、聯合総会と各地僑会の益々の発展を祈念した。
全日本華僑華人中国平和統一促進会の陳慶民会長も大会開催に祝辞を述べ、この中で統促会の活動について紹介するとともに、台湾の輸出入貿易統計を示し、��台湾経済は完全に大陸経済に依存している��と改めて強調した。
今大会には王軍総領事と陳慶民会長のほか、中国大使館の王樹凡領事、駐大阪総領事館の孫志勇副総領事、夏欣領事室長、曹伝猛領事、駐新潟総領事館の王煥副領事、駐名古屋総領事館の孫華陽領事アタッシュ、駐福岡総領事館の王宇副領事並びに中国新聞社東京支局の呂少威支局長の諸氏が招きに応じて出席した。
大会は議長に劉中耀（大阪）、陳明徳（神戸）の両氏を選任して議案の審議に入った。
温耀権事務局長が一年来の会務活動及び会計決算報告を行い、監事の楊忠銀（鹿児島）、蔡義雄（三重）両氏が監査報告を行ったのち、若干の質疑応答を経て会務・会計報告はいずれも承認された。
次いで昨年度の収支状況を基礎とする本年度予算についての提案が温事務局長からあり、承認可決された。
ここで大会は特に横浜山手中華学校と神戸中華同文学校の鄭民財校長代理と張述洲校長からそれぞれ学校の近況報告を聴取し、両僑校への関心を深めた。また、今年華僑華人青年交流委員会の委員長に就任した王暁氏より、青年活動の報告があり、青年の団結・組織化活動の現状及び今年８月下旬開催予定の第20回青年交流会in上海の紹介及び青年活動への理解と支援の要請があった。
席上、各地僑会よりの大使館・総領事館への質問と要望等について王軍総領事より、例えば��華僑の身分証は護照と定められているが、国内の地方都市によっては手続き等で困難なケースがあり、その場合は地元の僑務辦公室など僑務部門と連絡することで解決できると思う��等々の簡潔な説明があった。
大会はここで任期満了に伴う常務委員の改選を行い、早速別室にて開かれた新常務委員会で廖雅彦氏（東京華僑総会顧問、台湾省出身）が満場一致で第六代の会長に選任された。また監事に王昌勝（長野）、張光陽（福岡）の両氏が選任された。
就任挨拶に立った廖雅彦新会長は「任重く、責任も重いと痛感しているが、自己の45年の僑務活動の経験を活用し、在日華僑華人の正当な権益を守るため粛々と力を尽す覚悟である。そして先輩たちが迫害・差別を受けた苦難の時局を乗り越えてきた原動力である団結・自力更生・相互扶助の精神を大いに発揚し、僑胞の直面する諸問題を解決し、華僑華人が生活し易い環境を作りあげていきたい」との抱負を表明した。
大会はその後、四グループに分れて華僑の身分証、相続手続き、新老華僑華人の団結・協力・融和等の問題をテーマとする分科会を行った。
午後六時前、劉中耀大阪華僑総会会長が閉会の辞を述べ、全体記念撮影ののち、大会は閉会となった。大会終了後、同ホテル三階の「錦城閣」にて懇親会が開かれた。席上、孫志勇駐大阪副総領事が挨拶し、大会の成功と委員各位の努力を労った。
東京華僑総会から廖雅彦、林斯福、陳慶民、陳隆進、江洋龍の五氏及び王暁氏が出席した。
写真説明：
�［�合総会第19届代表委員大会出席者の全体撮影
�⊃群馗垢冒�出され就任挨拶で抱負を語る廖雅彦氏
任政光会長は大会冒頭の挨拶の中で、先頃、北京で開催された「一帯一路」フォーラムが国際社会から幅広く支持され、成功裡に閉幕したことに祝意を表し、「一帯一路」の国際協力の推進は、わが国の持続的発展と中華民族の偉大な復興に大いに貢献するものと確信すると語り、更に両岸問題について、海外華僑華人は一つの中国の原則を堅持し、台湾独立に断固反対し、両岸同胞の交流・往来の拡大と両岸の平和的発展に関心を寄せていると強調した。
任会長はまた「今年は中日国交正常化45周年に当たるが、両国関係はいまだ改善されていない。私たちは一年来の活動を総括し、現状を理解し、貴重な経験に学び、次年度の活動につなげていきましょう！」と述べた。
挨拶の最後に任会長は今大会をもって会長職を辞することを表明した。
来賓を代表して挨拶に立った中国大使館の王軍参事官兼総領事は、「昨年東京で開催された聯合総会の大会から早や一年、この間、米英仏比の各国に大きな変化があり、世界の潮流も変化したが、中国は平和発展のため多大な努力を重ねてきた」と強調した後、「日本華僑華人聯合総会は長期に亘って、日本の華僑社会に於いて、同胞の生活と地位の向上に尽力し、また華僑団体の建設と団結、中華文化の継承、中日友好促進の面で重要な役割を果たしてきた。中国大使館はこのことに対し、敬意と謝意を表します」と述べ、聯合総会と各地僑会の益々の発展を祈念した。
全日本華僑華人中国平和統一促進会の陳慶民会長も大会開催に祝辞を述べ、この中で統促会の活動について紹介するとともに、台湾の輸出入貿易統計を示し、��台湾経済は完全に大陸経済に依存している��と改めて強調した。
今大会には王軍総領事と陳慶民会長のほか、中国大使館の王樹凡領事、駐大阪総領事館の孫志勇副総領事、夏欣領事室長、曹伝猛領事、駐新潟総領事館の王煥副領事、駐名古屋総領事館の孫華陽領事アタッシュ、駐福岡総領事館の王宇副領事並びに中国新聞社東京支局の呂少威支局長の諸氏が招きに応じて出席した。
大会は議長に劉中耀（大阪）、陳明徳（神戸）の両氏を選任して議案の審議に入った。
温耀権事務局長が一年来の会務活動及び会計決算報告を行い、監事の楊忠銀（鹿児島）、蔡義雄（三重）両氏が監査報告を行ったのち、若干の質疑応答を経て会務・会計報告はいずれも承認された。
次いで昨年度の収支状況を基礎とする本年度予算についての提案が温事務局長からあり、承認可決された。
ここで大会は特に横浜山手中華学校と神戸中華同文学校の鄭民財校長代理と張述洲校長からそれぞれ学校の近況報告を聴取し、両僑校への関心を深めた。また、今年華僑華人青年交流委員会の委員長に就任した王暁氏より、青年活動の報告があり、青年の団結・組織化活動の現状及び今年８月下旬開催予定の第20回青年交流会in上海の紹介及び青年活動への理解と支援の要請があった。
席上、各地僑会よりの大使館・総領事館への質問と要望等について王軍総領事より、例えば��華僑の身分証は護照と定められているが、国内の地方都市によっては手続き等で困難なケースがあり、その場合は地元の僑務辦公室など僑務部門と連絡することで解決できると思う��等々の簡潔な説明があった。
大会はここで任期満了に伴う常務委員の改選を行い、早速別室にて開かれた新常務委員会で廖雅彦氏（東京華僑総会顧問、台湾省出身）が満場一致で第六代の会長に選任された。また監事に王昌勝（長野）、張光陽（福岡）の両氏が選任された。
就任挨拶に立った廖雅彦新会長は「任重く、責任も重いと痛感しているが、自己の45年の僑務活動の経験を活用し、在日華僑華人の正当な権益を守るため粛々と力を尽す覚悟である。そして先輩たちが迫害・差別を受けた苦難の時局を乗り越えてきた原動力である団結・自力更生・相互扶助の精神を大いに発揚し、僑胞の直面する諸問題を解決し、華僑華人が生活し易い環境を作りあげていきたい」との抱負を表明した。
大会はその後、四グループに分れて華僑の身分証、相続手続き、新老華僑華人の団結・協力・融和等の問題をテーマとする分科会を行った。
午後六時前、劉中耀大阪華僑総会会長が閉会の辞を述べ、全体記念撮影ののち、大会は閉会となった。大会終了後、同ホテル三階の「錦城閣」にて懇親会が開かれた。席上、孫志勇駐大阪副総領事が挨拶し、大会の成功と委員各位の努力を労った。
東京華僑総会から廖雅彦、林斯福、陳慶民、陳隆進、江洋龍の五氏及び王暁氏が出席した。
写真説明：
�［�合総会第19届代表委員大会出席者の全体撮影
�⊃群馗垢冒�出され就任挨拶で抱負を語る廖雅彦氏
