北省社員総会
 一般社団法人留日華僑北省同郷聯合会(林治国会長)は6月25日㈰午後三時より、東京・上野の「蓬莱閣」で第七届(二〇一七年度)定時会員大会(社員総会)を開催した。社員(正会員)総数91名に対し、59名(うち委任状35名を含む)が出席した。
 開会に当たり、副会長の高宝祥氏が挨拶し、同会の会則に則り、議長に林治国会長を選出し、議事に入った。

 冒頭の挨拶で、林会長はこの一年間を総括し、次のように述べた。

 昨年の社員総会で会長に任命され、一年が経過した。その間、社員相互の密なる関係を促進させるための手法として、多くの情報開示に努めてきた。毎回の理事会議事録並びに不定期発行の「北省便り」を送付し、会の動向を透明化し、同時に執行部間の連絡網もアプリケーションライン等を駆使し迅速化させてきた。また会の発展性を深化させるためにも、次世代、次々世代の育成が重要であり、その為にも青年部の活動に期待したい。また当会管理の自社ビルの入居状況も改善され、会の運営向上に繋がった。

 引き続き林会長より会務(事業)報告、于延光副会長より決算報告があり、趙治明監事より監査報告、更に王肇元副会長より収支予算案が提示され、その後、張春福青年部部長から青年部の年次報告並びに今年度の活動計画案の提示があり、これらの議案すべてはそれぞれ原案通り可決承認された。

 因って午後五時に総会は円満に終了した。引き続き同会場で社員懇親会が催され、同会の名誉会長である張東海氏が大会の成功を祝し、乾杯の音頭をとった。和気藹々の中午後七時、林治国会長が閉会の辞を述べ、散会した。


写真説明:北省同郷聯合会の社員総会で挨拶する林治国会長