関一凡華僑大党書記 4月15日訪日した中国国立華僑大学の関一凡・党委員会書記が16日午後2時、華僑大学日本校友会の玉城理恵会長の案内で東京華僑会館を訪れ、江洋龍華僑大学董事・公益財団法人東華教育文化交流財団理事長並びに廖雅彦日本華僑華人聯合総会会長(曁南大学董事)と親しく懇談した。
 席上、江理事長は多忙な訪日日程の中、関書記がわざわざ来訪されたことに感謝の意を表した。関書記は九五歳の陳焜旺董事の近況についてたずね、陳董事の健康を祈念した。また、懇談の中で関書記は、東華教育文化交流財団が数十年このかた同大学教員の訪日研修と国際学会参加に一貫して便宜をはかってきたことを指摘し、謝意を表した。

 懇談には同大学の董事会・校友工作辦公室の項士敏主任、宋武・美術学院院長、洪雪輝招生処処長および陳隆進東京華僑総会副会長兼事務局長が同席した。

 記念品の交換で江理事長は関書記来訪の記念に陳焜旺氏主編の「日本華僑留学生運動史」(中文版)を贈った。

 関書記一行は東京滞在中、同大学日本校友会との交流を深め、また千葉大学を訪問して協力協議書を交わしたのち、京都に赴き、京都府立大学などを訪問して交流をはかり、19日帰国の途についた。



写真説明:東京華僑会館で江洋龍華僑大董事、廖雅彦日本華僑華人聯合総会会長と会見した関一凡華僑大党書記(中)