両岸和平発展聯合会 中国両岸和平発展聯合会・西日本(鄭正勝会長)は去る4月21日、神仙閣大阪店において阪南大学洪詩鴻教授を講師に招き、第8回目となる台湾問題研究会を開催し、約20名が参加した。
 「ポピュリズムと『天然独』問題を考える」と題し、天然独と言われる世代の思想と社会構造背景から分析を行い、その実態を排他的ポピュリズムに当てはめて考え、今後の国家論と統一論の見通し等が述べられた。

 まず始めに鄭正勝会長が挨拶に立ち、8月に北京訪問に向け調整中である旨が報告され、参加者達に北京訪問団の正式決定後の参加を呼びかけた。

 洪教授は講演で、ポピュリズムの定義と冷戦後に生まれた天然独世代の考え方、そしてひまわり運動の経緯と排他的ポピュリズム本質について述べ、教科書問題を基にした両岸関係への認識も原因の一部としてあり、その後の外省人へのヘイトスピーチを助長させるという問題を残したと分析した。更には過去にさかのぼって両岸関係の変質についても触れ、戦前戦後の台湾社会の文化と経済の二重構造による対立から現在の教育による歴史と世界視野の欠如によるものに変わったと分析した。

 その他、中国と台湾の現状から、再び過熱しつつある統一論について独自の分析結果を示した。
講演後は懇親会が行われ、今回新たに参加した参加者の歓迎、全体での親睦が深められた。

写真説明:「天然独」問題について講演する洪詩鴻阪南大教授