林斯福   新年あけましておめでとうございます。
 昨年は中日平和友好条約締結40周年の年、そして今年、わが国は建国70周年という節目の年を迎えます。わが国は更に改革開放政策を進め、発展と進歩を着実に勝ち取っていくことでしょう!
 私たちは新たな気持ちで祖国の一層の発展を願い、中日友好とわが東京華僑総会の発展のため努力を重ねていきたいと念じております。
 本年は習近平国家主席の訪日が実現するとのマスコミの報道もあり、その期待も高まっています。両国首脳の相互訪問は、中日関係の新たな発展と友好促進に大きく寄与するものと信じています。

 中日両国関係の末永い良好な発展は、私たち在日華僑にとっての願望です。最近の中日共同の世論調査では、中日両国民の相手国に対する印象は、共に改善された結果が示されました。これは留意すべきことで、大切なのは両国の国民の相互理解と往来が不可欠ということだと思います。

 昨年の両国首脳会談の際、2019年を「中日青少年交流推進年」とし、5年間で三万人規模の青少年交流を行うことが合意されました。両国が将来にわたって良好な関係を保っていくには、青少年の相互交流が欠かせないからです。

 わが東京華僑総会は、こうした中で、中日両国の相互理解と民間交流に努め、中日友好交流の架け橋として努力し、また僑胞のために華僑総会としての役割を一層果していきたいと考えています。本年も僑胞・会員のみなさまのご支持とご協力をよろしくお願い申し上げます。