こんにゃくパーク 十月一日、東京華僑総会は「群馬こんにゃくパーク」見学と温泉でくつろぐ日帰り旅行会を開催し、大使館員家族や会員三十一名が参加した。
 朝八時、一行は新橋の第一ホテル東京を出発、観光バスで二時間をかけて、富岡製糸場から程近い群馬こんにゃくパークに到着した。

 ヨコオデイリーフーズの「こんにゃくパーク」は日本最大級のこんにゃく製品製造工場で、工場内は誰でも無料で見学ができ、広い駐車スーペースのある大型スーパーのように明るい感じの入りやすい雰囲気の建物になっていて、観光客は次々と館内に入っていた。

 施設内は、工場見学エリアとワンフロアーに設けたバイキング・おみやげコーナーに分れている。一行はまず二階に上がり、工場見学エリアを順路に沿って歩きながらパネルでこんにゃくの知識や雑学を見ていった。次に「こんにゃく芋」と「こんにゃく粉」から製造する二種類の製造ラインをガラス越しに見下ろし、モニターの映像解説を交えながら工程を見学した。

 その後、定番の煮物料理から、味噌田楽、キムチこんにゃく、カレーこんにゃく、こんにゃくのから揚げ、デザートのゼリー、さらにはこんにゃくでできた、やきそば、ラーメン、冷やし中華の麺類など、二、三十種類ものこんにゃく料理が用意されたバイキングコーナーで、好きなだけ試食品を取り、味見することができた。試食をして様々な料理法や食べ方を知り興味がでたこともあって、皆一様に気に入ったこんにゃく製品をお土産に買い込んでいた。

 施設の中には他にも、予約制の体験キッチンコーナーがあり、手作りこんにゃく体験やこんにゃくゼリーを使ったデザート製作の体験コーナーを親子で参加して、子供たちが夢中で作業をしていた。また、建物の外には、足湯でくつろげる無料の施設などもあり、幅広い層が楽しめる工夫がされていた。

 次に、一行はバスに乗り、数分ほどのところにある「楽山園」に立ち寄った。楽山園は群馬県内唯一の大名庭園で、庭園を見渡すと、南西の山々が背景に広がり、庭を眺めるだけでなく、歩いても美しい景色を楽しめる。庭園を入りすぐに目に飛び込む昆明池には、数十匹もの鯉が優雅に泳いでいて、人が通るとエサを貰えるのかと近寄ってくる様子が愛くるしく感じた。各々が日本庭園の良さや自然の美しさを存分に味わい、写真に収め、楽山園を後にした。

 十三時頃、一行は日帰り温泉で楽しめる京が島天然温泉「湯都里」に到着。昼食を済ませた後、それぞれが温泉に浸り、のんびりと日頃の疲れを癒し、休憩室で談笑をしてくつろいだ。

 途中に立ち寄った道の駅や、帰りのサービスエリアでも沢山買い物をする人もいて、参加者たちは買い物と温泉を充分に楽しんだ様子。バスは十九時過ぎに無事に新橋に着き解散した。


写真説明:10月1日、東京華僑総会は会員らと日帰り旅行を実施。写真は「群馬こんにゃくパーク」にて