相模湖ダム建設合同追悼会 7月28日、第41回相模湖・ダム建設殉職者合同追悼会が神奈川県立相模湖交流センターで行われた。来賓として倪健中国大使館政治部公使参事官、韓国大使館代表、王忠福横浜華僑総会会長、朝鮮総連神奈川支部の代表、韓国民団神奈川支部の代表、相模市・神奈川県の行政の代表らが出席し、弔辞をのべた。本会から理事会副議長兼事務局次長王暁氏が出席した。
 合同追悼会は、荘厳で厳粛な雰囲気の中で始まり、参列者代表がそれぞれ追悼の辞を述べ相模湖・ダム建設の犠牲者に深い哀悼の意を表し、苦労して得られた平和を大切にしたいと表明した後、参列者全員で哀悼の意を表し犠牲者に献花した。

 また三民族の交流と題し、相模市立北相中学校の生徒達による「相模湖賛歌」の朗読や合唱・演奏が行われ出席者を和ませた。会場にはおよそ350名余の市民・関係者が参列した。

 ※相模湖ダムは、京浜工業地区の工場に電力・工業用水を供給する目的で1941年着工された。ダム工事が始まると、動員された中国、朝鮮半島から強制連行され連れてこられた人びと、及び学徒や東北や北陸地方からの労働者らのべ360万人が従事(記録では中国人労働者は292名)、相模ダムの工事の従事者に中国・朝鮮の人びとが占める割合は、多いときには6割ほどだったという。劣悪な労働環境で、危険な労働を強いられていた(記録では28名の中国人が殉職した記録が残っている)


写真説明:追悼会参列者は一人ずつ献花をして犠牲者を弔った