横浜会員代表(写真) 7月15日、新型コロナウイルス感染防止対策を万全に講じ、横浜華僑総会の第15届会員代表大会がロイヤルホールヨコハマで開かれた(写真)。
午後6時、同会譚優矢副会長の司会で開会し、冒頭に出席状況が報告され、会員代表344人のうち、委任状による参加を含め計198人の出席を得て過半数に達したことが伝えられた。

続いて、王忠福会長が会を代表してあいさつし、新型コロナウイルスの蔓延拡大をうけ、多くの行事が中止に追い込まれたことを踏まえ、過去二年を振り返った。 

会長挨拶に続いて、この日の大会開催にあたり中国大使館より寄せられた大会の成功を祈念するメッセージが、朱銘江副会長より読み上げられた。

その後、議長団に潘民生、林啓良両氏が選出され議事に入った。

次第の段取りに沿い、まず楊文惠副会長が過去二年の会務報告を行った。その中で、2019年の建国70周年の国慶節を盛大に祝ったことなどが紹介された。

会務報告に続き、財務担当の余凱副会長が過去二年の会計報告を行い、それを受け陳鉅金監事長が監査報告を行った。

続いて、2021年の予算(案)について余凱副会長が説明し、その後に楊義誠副会長が向こう二年の活動方針(案)について紹介した。

出席者からは各報告に対し真摯な問題提起や、総会の未来を見据えた建設的な提案などの意見表明があった。質疑応答を経て、すべての報告内容は賛成多数をもって原案通りに承認された。
続いて会員代表選挙委員長を務めた朱銘江副会長が、今届の会員代表について、各協力団体よりリストアップされた者と個人枠でエントリーしたメンバーの総数344名が会員代表になったことが報告された。

その後、理監事選挙管理委員会の䔥敬意委員長が各団体から推薦された理事候補と、理事経験者二名の推薦を受けた第23届の理事候補者総計54名と監事候補3名が紹介され、いずれも賛成多数をもって承認された。

第23届54名の理事の選出を受け、新たに理事になった陳小平理事が全理事を代表しあいさつした。陳理事は自らが所属する日本福建平潭同郷会の成り立ちと活動を紹介しつつ、横浜華僑総会を構成する協力団体の一員として今後も協力して行きたいと抱負を語った。

午後7時30分、陳宜華副会長が閉会の辞をのべ、この日のすべての議事スケジュールを滞りなく済ませ、会員代表大会は成功裏に閉幕し、新たな理事会へバトンが引き継がれた。

7月15日に開かれた会員代表大会で新しい届の理事、監事らが確定したのを受け、同会第23届理事による第一回目の全体理監事会が7月20日、横浜山手中華学校の3階会議室にて開かれ、理事の互選により謝成發氏が横浜華僑総会の新会長に選出された。

また、副会長には、陳宜華氏、楊文惠氏、余凱氏、朱銘江氏、譚優矢氏の5名が選出され新体制が発足した。