中国人養父母恩徳清明祭集合写真4月5日の清明節に、鹿児島市内の天保山公園で、「中国人養父母恩徳清明祭」が今年も執り行われた。これには、鹿児島華僑総会楊忠銀会長及び同会事務局員が参加した。
終戦前後の混乱の中、中国東北部に残された日本人孤児を育てた中国人養父母への深い感謝を表すため、2014年に鹿児島県・市の日中友好協会及び遺華孤児鹿児島会が「中国人養父母感謝之碑」を同市天保山公園内の共月亭前に県市の協力を得て建立した。清明の日に孤児会のメンバーや自治体など関係者が毎年集うようになった。

当日は残留孤児の方、その子孫等、学生、日中友好協会の方々約40名が参加した。参加者らは黙祷を捧げ、中国人養父母に感謝を表わし献花した。

次いで、律桂軍中国駐福岡総領事のメッセージが読み上げられた。
このたび、中国残留日本人孤児家族、鹿児島県と市の日中友好協会の皆様が、中国人養父母への深い感謝を顕す「中国人養父母感謝之碑」の前で清明祭を行われることに、中国駐福岡総領事館を代表し、心より感謝申し上げます。
日本軍国主義が起こした侵略戦争は中国やアジアの隣国に甚大な災難をもたらしたと同時に、日本の国民も大きな被害を受けました。不幸な戦争の直後、孤児を引き取り、最大限の愛情を注いで育った中国人義父母の愛は中日両国の人々の心に深く刻まれています。その愛を大切にする皆様の思いは中日両国の人々の心に響くでしょう。
中日両国は海一つ隔てた一衣帯水の隣国です。国交正常化50周年を機に新しい時代の要請に応じた中日関係を築くことが重要です。鹿児島県と市の日中友好協会の皆様が引き続き中日の民間友好事業を推し進め、中日友好協力関係の発展のために新たな貢献をするよう望んでおります。

続いて、楊会長が挨拶し、「感謝の心が有れば平和であり、毎年清明祭が行われることに感銘を受けてあり、中日友好の活動に寄与されている」と述べた。

(鹿児島華僑総会)

中国人養父母感謝之碑

写真1「中国人養父母恩徳清明祭」の参加者
写真2「中国人養父母感謝之碑」