(写真)大阪趙知理会長再選(修正済)大阪華僑総会は6月25日㈯に、大阪市阿倍野区「楓林閣」に於いて大阪華僑総会第38届会員大会を開催し、会員ら70余名が出席した。
第1部の会員大会では、王遵輝事務局長が司会を務め、出席者数、委任状数が定数を満たしたことより大会の成立を宣言し、2年間にご逝去された会員・僑胞に対する黙祷が行われた。

続いて、趙知理会長より「本日は足元が悪い 中、ご出席いただき誠にありがとうございます。コロナによりこの2年間はあまり活動も出来なかったですが、今は国や大阪府からの要請も解除されましたので、今年の国慶節、中秋明月祭大阪、中日国交50周年記念イベントの開催に期待を膨らましております。皆様には常日頃本会に対しまして、ご支持、ご協力を賜り心より感謝申し上げます。何卒、今後とも大阪華僑総会に対しましてこれまで以上のご支持、ご協力をお願い申し上げます」と開会挨拶を述べた。

その後、議長選出が行われ、華常富氏・陳進元氏が選出され、議事が進められた。

始めに、趙知理会長より会務報告が行われ、2年間の活動、華僑の現況、各僑団との連携、財政の健全化、次世代の華僑・華人について述べた。

続いて、于学偉常務副会長より会計収支報告が行われた後、王士畏監事による監査報告が行わ れ、質疑応答の後、拍手で承認された。また、今年度の予算案が于学偉常務副会長より読み上げられ、承認を得た。

その後、王徳山選挙管理委員長より6月17日に大阪華僑総会会議室で開催した選挙管理委員会の報告が行われた後、35名の理監事候補者が紹介され、拍手により承認された。新理監事となった古賀雅子さんによる所信表明が述べられ、大きな拍手が送られた。

最後に許士超副会長が「今年は国交50周年の節目の年です。次の50周年に向け、中日関係の再出発へと向かうことが大事であります。初心に立ち返り、会員の皆様と共に、華僑華人の団結と親睦、会員の皆様の福利厚生のため、そして更なる中日友好促進のため一層努めてまいります」と閉会の挨拶を述べ、円満に会員大会が終了した。

会員大会終了後、新理監事は別室に移動し、新会長選出を行い、2期連続で趙知理氏が会長に再選した。 

午後5時より懇親会が開かれ、来賓として中華人民共和国駐大阪総領事館方煒副総領事、張智浩領事僑務室長、孫凱領事が出席した。

始めに再選された趙知理会長が会員大会への参加のお礼の詞を述べた。続いて、来賓を代表し方煒副総領事が、「先 程の会員大会にて再選された趙知理会長を心から祝福いたします。大阪華僑総会は引き続き在阪僑胞の皆様の幸せのためご尽力されることでしょう。また、これまで通りに総領事館へのご支持をいただければ幸いです」と祝辞を述べた。

その後、王徳山名誉理事による乾杯の発声で宴が始まり、参加者らは久々の再会を喜び合い、終始和やかな雰囲気の中、親睦を深めた。宴の始めに、中華人民共和国駐大阪総領事館から本会へ記念品の贈呈が行われ、総領事館の方々は公務の関係により途中退席となった。

最後に于学偉氏が参加者の方へ、今後も大阪華僑総会の発展に大所高所からのご意見を頂戴したいと閉会の挨拶を述べ、お開きとなった。

※当日は、新型コロナウイルス感染予防・拡散防止を考え、主催者側並びに参加者の皆様は全員マスク着用、会場受付に手指消毒液を設置、座席間の間隔を十分に確保、懇親会時の食事はなるべく個別配膳など細心の注意を払いながら挙行した。
(大阪華僑総会)

写真説明:6月25日㈯、大阪華僑総会が第38届会員大会を開催した。再選した趙知理会長のあいさつ(立者)