(写真)華僑総会社員総会去る6月10日㈯正午、一般社団法人東京華僑総会(陳隆進会長)の第十一回定時社員総会が東京華僑会館7階会議室で開催された。
当日は、陳莎莉副会長が司会を務め、はじめに陳隆進会長が開会の挨拶を述べた。挨拶の中で去る2月16日に陳慶民元副会長が逝去されたことを報告するとともに哀悼の意を表して出席者全員で黙とうを捧げた。

次いで議長・副議長の選出を行い、議長に江洋虎氏、副議長に陳益謙氏が推薦により選ばれた。

続いて、議長より委任状を含む出席の社員が定足数を満たし、社員総会が有効に成立することを報告した(社員総数158人、出席者41人、委任状の会長へ委任32人、会長以外の方への委任22人、議決権行使書15人)。

次第の段取りに沿い陳隆進会長が2022年度の事業報告を行い、華僑の団体事業及び相互扶助事業、華僑後継者と育成青年活動、社員の福利厚生と親睦交流、中日友好促進事業、中国平和統一事業、その他華僑会館メンテナンス及び運営について報告した。

質疑応答では、中国パスポートの更新についての質問が挙がり、陳会長は、アプリによる個人申請になって以降、WeChatペイによる決済方法でしか、現行のシステムで支払いができない問題点を上げ、中国大使館と改善にあたって交渉した経緯や内容を説明し、老華僑のパスポート更新ができる方法を引き続き探っていくとした。

第一号議案に移り、2022年度決算報告を事務局会計担当の林紹貴氏が行い、質疑応答が行われた。第一号議案を審議し、過半数の賛成(賛成数64)をもって可決された。

午後4時半、江議長が会議の終了を告げ閉会した。その後、会場を維新號銀座新館に移動し、懇親会を行い、社員の親睦を深めた。

写真説明:去る6月10日㈯正午、一般社団法人東京華僑総会の第十一回定時社員総会が東京華僑会館7階会議室で開催された