(写真)廣東会員大会1一般社団法人廣東同郷会(陸煥鑫会長)は6月11日(日)午前11時から、東京・上野の蓬莱閣で2023年度の「定期時会員大会(社員総会)」を開催した。
正会員287名に対し、委任状124名の参加を含め総勢234名の会員が出席した。
ここ数年、コロナ禍により変則開催となっていたものの、今年は四年ぶりに従前の形式による会員大会の招集となった。

大会は羅博英理事の司会で始まり、陸煥鑫会長が冒頭にあいさつし、四年ぶりに大勢の会員が一堂に会することができてうれしいと語った。

開会にあたり、この日の議事進行役を務める議長に朱銘江副会長が推され、会員大会は議事に入った。

まず、尹星理事が昨年度の会務を報告した。

続いて財務担当の徐永賛副会長と顧問会計士の土田修弘氏がこの日の第一号議案である会計決算について財務諸表などを用いて詳細に説明した。これを受け林沛通監事が監査報告を行い、拍手による採決で会計決算は了承された。

引続き顧問会計士により公益目的支出計画実施報告がされた。

また、尹星理事が2023年度の会務計画を、そして徐永賛副会長と顧問会計士が新年度の予算報告をした。

2023年度は理監事の改選年にあたり、選挙委員を務めた林沛通監事が年頭に行われた選挙結果について報告した。その中で、「2月4日に開票作業が行われ、その結果上位15名が理事に、続く3名の監事が内定した」と報告した。続いて「3月4日に15名の新理事の互選により正副会長が選出された」ことが発表された。

新しい執行部の発足にあたり、この日の第二号議案である選挙の結果で選ばれた理事監事の選任と正副会長などの役員人事が議案に上がり、当日来場した会員に諮ったところ拍手による賛成多数で了承され、新執行部が正式に発足した。

第三号議案では、定款の一部修正案が提起された。これは関連法令の改訂により現有の定款に一部条文を付け足すもので、あわせて条文の項目の序列番号に齟齬があった箇所を正すことも併せて議案として提起され、いずれも拍手による賛成多数で承認された。

この日の会員大会には一時間余りの時間が費やされ、出席した会員らは提起されたそれぞれの議案の説明に熱心に耳を傾け、採決に加わった。

すべての議事が終了後、同会場で懇親のための昼食会が催された。昼食会の開始にあたり夏東開顧問が乾杯の音頭を取り、会食がスタートした。

この日は久しぶりに会員同士が一堂に会すことができ、参加者は食事をとりながら和やかに歓談のひと時を過ごした。

途中、同会会員の高維祺氏が中日の名曲をサックスで演奏し、満場の喝采を浴びた。午後2時過ぎ、符順和副会長が閉会の辞を述べお開きとなった。

廣東同郷会では、今年度より従前のとおり年間行事を行うことを決めている。会員大会に続き、今秋9月18日の「敬老の日」には、やはり四年ぶりとなる「敬老会」を開催することを先の理事会で決定している。

2023年度廣東同郷会執行部は次の通り:
▽顧問‥夏東開、郭学恒
▽会長‥陸煥鑫 
▽副会長‥朱銘江、符順和、徐永賛
▽理事‥孔潔貞、尹星、伍国群、黄興齊、羅博英、羅清福、潘民生、李旭光、梁啓成、胡偉良、林沛通 
▽監事‥曽嘉良、余婉齢、楊偉雄

(写真)廣東会員大会2









写真説明:
^貳娘卉痛/要東同郷会は6月11日、上野の蓬莱閣で2023年度の「定期時会員大会」を開催した

⓶会員大会終了後の懇親会の様子