六一児童節16月1日、中国駐日本大使館は「六一児童節」(子供の日)イベントを開催した。呉江浩大使と丁玥夫人は、第10回「大使杯」中国語朗読大会の参加者、横浜山手中華学校および大使館の陽光学校の児童・生徒合わせて200名以上の子供たちを大使館に招待し、共に「六一児童節」を祝った。施泳公使、日本華文教育協会・顔安会長、東京華僑総会・銭江麗子・陳莎莉両副会長、横浜山手中華学校・張岩松校長、在日華文教育者および大使館の各部門の責任者が出席した。
呉江浩大使は、中国の歴史文化を紹介する漫画本を中国語朗読大会の受賞者代表に贈呈し、子供たちに中国語をしっかり学び、早く成長して、中日両国の架け橋となるよう激励した。また、在日華僑が次世代の華文教育を重視していること、および在日華文教育者の努力に感謝の意を表した。大使館は今後も華文教育事業の発展を支持し、子供たちが幼い頃から中国文化の根を深く根付かせ、中華民族の魂を強固にすることを目指していると述べた。

施泳公使は挨拶で、駐日大使館は在日華文教育機関の発展を大いに支援し、在日華僑の子供たちにより高品質な華文教育を提供するよう努めるとした。炎黄子孫たちが中国語をしっかり学び、5000年の優れた中華文化と現代文明を継承し発揚することを願っている。日本の子供たちが中国語の学習を通じて、真の中国を深く理解することを期待している。両国の子供たちが共に努力し、中日友好事業の後継者となることを望んでいると述べた。

丁玥夫人は子供たちに祝日のお祝いの言葉を送り、友好的で開かれた心で新しい友達を作り、美しい母語である中国語を架け橋にしてお互いの心をつなげ、大使館で楽しく忘れられない児童節を過ごすことを願っていると述べた。

顔安会長は大使館が心を込めて「六一児童節」イベントを開催したことに感謝の意を表した。大使館は海外華僑の永遠の家であり、今日、華僑の子供たちは家で忘れられない「六一児童節」を過ごし、貴重な思い出を残した。華文教育協会は「大使杯」中国語朗読大会を開催し、引き続き日本で華文教育を推進し、中華文化を弘揚するよう努力すると述べた。

保護者代表の張宏杰は、子供を初めて大使館に連れてきて「六一児童節」を体験し、祖国の温かい思いやりを深く感じたことを挨拶で述べた。在日華僑として、子供に母語をしっかり学ばせ、中華文化を継承し発揚し、中日友好に貢献する有能な人材になるよう育てることを努力すると述べた。

イベントでは、参加した子供たちにケーキが配られ、国産アニメ映画「雄獅少年」が上映されたほか、舞台上で子供たちによる素晴らしいパフォーマンスが披露された。大使館の陽光学校の学生は「声律啓蒙」を歌い、中国語の独特な韻美と格律美を表現した。「大使杯」中国語朗読大会の受賞者は、オリジナル詩の朗読「中国大使館で六一児童節を祝う」を披露し、合唱曲「明日はもっと良くなる」を歌い、祖国への愛と祝福を表現した。東京華僑総会中国語教室の児童は詩の朗読「中国語の美しさ」を披露し、「私は中国人であることに誇りを持ち、中国語を理解していることに誇りを持っている」と大きな声で自信を持って朗読した。横浜山手中華学校の学生は京劇の一節を演じ、正確な発音と堂々とした様子を見せた。子供たちはその場で獅子舞を演じ、6頭の小さな獅子が生き生きとした姿を見せ、祝賀の熱気を最高潮に引き上げた。会場は笑い声と楽しさに満ち、活気に溢れ、子供たちは「六一児童節」を楽しく過ごした。

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写真説明:中国大使館で「六一児童節」イベントが開催され、東京華僑総会中国語教室の子供たちが参加した