銭江麗子氏が就任この度、第七期第一次理事会におきまして、会長職に選任されました銭江麗子でございます。
さて、今年、当総会は創立78周年を迎えます。これまでの本会が歩んできた道のりの成果は、創立当初から掲げてきた「中日友好」という不変の理念と、僑胞の心の拠り所となるべく尽力してこられた多くの先輩方の努力の賜物であります。

私は2010年に総会に入会して以来、廖雅彦会長、林斯福会長、陳隆進会長の三代の会長の下で、副会長として三期にわたり職務を遂行してまいりました。この度、会長職を務めるにあたり、副会長時代に明らかになった数々の問題点の改革を最優先に取り組む所存です。次世代の若者が積極的に参加し、同時に先輩方が安心して活動できるよう、穏やかさと相互理解の精神が息づく環境の構築に全力で取り組んでいく所存です。また、在日同胞の3世、4世への華文教育も、今後さらに対象を拡大しながら継続していきたいと思います。

これらの目標を達成するために、各方面の華僑華人団体、理事、全会員、そして老華僑の先輩方と連携し、これから加入される若者たちとも一歩一歩着実に歩みを進めて参りたいと考えております。

皆様におかれましてもご理解とご協力を賜りますよう、この場を借りてお願い申し上げます。



写真説明:東京華僑総会新会長に就任した銭江麗子氏