(修正済)廣東敬老会 日本の祝日である9月16日㈪「敬老の日」、一般社団法人廣東同郷会(陸煥鑫会長)は、横浜中華街「大珍楼」にて2024年の敬老慶祝大会を催した。
 受付開始時間の午前11時を待たず、参加者は三々五々会場入りし、事前に振り分けられた各フロアの会場に秩序よく移動し席に着いた。

 正午過ぎ、同会の朱銘江副会長の司会で開会した。

 この日の敬老慶祝大会には、70歳を超える長老会員100人を含む、幼児から90歳を超える多くのご長寿会員とその家族など総勢272名が集まり、大珍楼の3階をメインフロアに据え、5階・6階・7階のフロアも貸し切り、合計30卓の宴卓を囲む盛大な敬老の祝宴が催された。

 冒頭、陸会長はあいさつし、多くの会員と再会し、一堂に会すことができた喜びを語った。 続いて、廣東同郷会顧問で廣東要明鶴同郷会名誉会長でもある夏東開氏が乾杯の音頭を取り、祝宴が始まった。

 宴席ではこの日のために特別に組まれたフルコースの廣東料理が振る舞われ、ひとり一つの「鮑の冷菜 特製肝ソース」を皮切りに、「 冬瓜入りフカヒレ」が続き、次に「豚角煮まんじゅう 、「ホタテ貝の炒め 蟹爪揚げ添え」、「天使海老の漁師風」等々の名菜が宴卓を彩り、終盤では長寿を祝う「長寿海鮮麵」が登場し、デザートには「柔らか杏仁豆腐」、「二種甘味点心盛り合わせ」がフィナーレを飾った。

 宴の中盤では、同郷会幹部が各フロアを廻りテーブルごとにあいさつをするとともに、70歳を超える長老会員各位には同会から健康を祈り長寿を祝う「紅包」が贈呈された。

 午後2時過ぎ、閉会にあたり符順和副会長があいさつし、その中で先ごろ同郷会が立ち上げた合唱団が活動を開始したことを紹介した。そして、多くの参加者のご協力のもとこの日の敬老会が盛会裡に開催されたことに感謝の意を表した。

 締めくくりに司会を務めた朱副会長からは、明年(2025年) 秋に廣東同郷会は、社団法人設立60周年の大慶を迎えることが伝えられ、盛大な祝賀行事を執り行うことを計画していることが告げられた。そして、新年会での再会を期しこの日の敬老慶祝大会はお開きとなった。

 来年の廣東同郷会の新年会についてはすでに開催日が内定し、2025年1月18日㈯の正午から、横浜中華街ローズホテルにて開らかれる予定である。




写真説明:9月16日、一般社団法人廣東同郷会は横浜中華街「大珍楼」にて2024年の敬老慶祝大会を催した