４月24日、日本に訪問中の中国僑聯（中華全国帰国華僑聯合会）万立駿主席一行が東京を訪れ、全日本華僑華人社団連合会（全華連）の主催で在日華僑華人の代表者と座談会を行った。
座談会には、中国僑聯連絡部・朱柳副部長のほか、中国大使館の趙宝鋼公使、陳巍公使参事官兼総領事、王宝鋒一等書記官兼領事が出席した。また、全華連・賀乃和理事長、張書明会長、日本華僑華人聯合総会・陳隆進会長、日本中華總商会・厳浩評議員会会長、東京華僑総会銭江麗子会長など、在日華僑界の代表者約２００名が参加した。座談会は張書明氏の司会で進行した。
趙宝鋼公使は挨拶の中で、万立駿主席が全国人民代表大会閉幕後、最初の海外訪問先として日本を選び、在日華僑を訪問し、その実情を把握しようとしたことは、党と政府、全国僑聯の在日同胞への深い関心と厚意の現れであると述べた。また、在日華僑が強い愛国心や郷土への思いを持ち、国の発展、民族の復興に貢献していることに触れ、引き続き在日華僑団体と僑胞への支援を約束した。
賀乃和氏は、22年間にわたる全華連の活動を通じて、華僑の生活の向上と新たな民族のイメージ確立に尽力してきたことを強調した。また、中国僑聯の指導と中国大使館の支援のもと、在日華僑は引き続き「僑聯五洲四海、同心共筑中国夢」の新たな章をともに築いていくと述べた。
陳隆進氏は、１００年にわたる華僑の歴史を振り返り、華僑社会が団結と助け合いを重んじ、愛国心を発揮してきたことを強調し、今後も中日友好と共通の発展に尽力していくと述べた。
厳浩氏は、１９９９年に設立された日本中華總商会が「商」「中華」「日本」の三つの目標に基づいて活動しており、日華商の発展と中日経済貿易協力を推進していることを紹介した。また、日華商が日本の主流経済社会に溶け込むために尽力してきたことに触れ、中国僑聯および大使館への感謝の意を表した。
その後、交流の時間が設けられ、参加者から万立駿主席に多くの質問が投げかけられた。横浜山手中華学校張岩松校長、全華連沈力副会長、仙台東北大学日本校友会劉頸会長、中国留日同学総会劉恩玺会長らが、それぞれ華文教育、華僑文化の発展、科学技術人材の育成、地域社会への統合、在外青商交流、華僑史の記録と保護などをテーマに質問した。
万立駿主席は、親しみやすくユーモアを交えながら、各質問に丁寧に回答した。中国科学院の院士としての経験や、若い頃の日本留学のエピソード、学問に対する情熱を語り、華文教育の重要性とその発展に向けた協力の必要性にも言及した。また、華僑の権益保護に関する提案や、華僑商業大会、青年人材の育成についても触れ、在日華僑華人が今後も力を発揮し、日中間の経済・貿易・技術協力の発展に貢献していくことへの期待を述べた。
座談会終了後には歓迎会が開かれ、万立駿主席は僑胞との親睦をさらに深めた。
写真説明：
➀中国僑聯の万立駿主席（左）の日本訪問を歓迎する東京華僑総会の銭江麗子会長（右）
�■慣�24日、日本に訪問中の中国僑聯（中華全国帰国華僑聯合会）万立駿主席一行が東京を訪れ、全日本華僑華人社団連合会（全華連）の主催で在日華僑華人の代表者と座談会を行った
趙宝鋼公使は挨拶の中で、万立駿主席が全国人民代表大会閉幕後、最初の海外訪問先として日本を選び、在日華僑を訪問し、その実情を把握しようとしたことは、党と政府、全国僑聯の在日同胞への深い関心と厚意の現れであると述べた。また、在日華僑が強い愛国心や郷土への思いを持ち、国の発展、民族の復興に貢献していることに触れ、引き続き在日華僑団体と僑胞への支援を約束した。
賀乃和氏は、22年間にわたる全華連の活動を通じて、華僑の生活の向上と新たな民族のイメージ確立に尽力してきたことを強調した。また、中国僑聯の指導と中国大使館の支援のもと、在日華僑は引き続き「僑聯五洲四海、同心共筑中国夢」の新たな章をともに築いていくと述べた。
陳隆進氏は、１００年にわたる華僑の歴史を振り返り、華僑社会が団結と助け合いを重んじ、愛国心を発揮してきたことを強調し、今後も中日友好と共通の発展に尽力していくと述べた。
厳浩氏は、１９９９年に設立された日本中華總商会が「商」「中華」「日本」の三つの目標に基づいて活動しており、日華商の発展と中日経済貿易協力を推進していることを紹介した。また、日華商が日本の主流経済社会に溶け込むために尽力してきたことに触れ、中国僑聯および大使館への感謝の意を表した。
その後、交流の時間が設けられ、参加者から万立駿主席に多くの質問が投げかけられた。横浜山手中華学校張岩松校長、全華連沈力副会長、仙台東北大学日本校友会劉頸会長、中国留日同学総会劉恩玺会長らが、それぞれ華文教育、華僑文化の発展、科学技術人材の育成、地域社会への統合、在外青商交流、華僑史の記録と保護などをテーマに質問した。
万立駿主席は、親しみやすくユーモアを交えながら、各質問に丁寧に回答した。中国科学院の院士としての経験や、若い頃の日本留学のエピソード、学問に対する情熱を語り、華文教育の重要性とその発展に向けた協力の必要性にも言及した。また、華僑の権益保護に関する提案や、華僑商業大会、青年人材の育成についても触れ、在日華僑華人が今後も力を発揮し、日中間の経済・貿易・技術協力の発展に貢献していくことへの期待を述べた。
座談会終了後には歓迎会が開かれ、万立駿主席は僑胞との親睦をさらに深めた。
写真説明：
➀中国僑聯の万立駿主席（左）の日本訪問を歓迎する東京華僑総会の銭江麗子会長（右）
�■慣�24日、日本に訪問中の中国僑聯（中華全国帰国華僑聯合会）万立駿主席一行が東京を訪れ、全日本華僑華人社団連合会（全華連）の主催で在日華僑華人の代表者と座談会を行った
