2C-1 京都で高校生留学支援事業採択式(20行)
昨年12月23日、京都市内のホテルにおいて、文部科学省が推進する留学生支援制度「トビタテ!留学JAPAN」の拠点形成支援事業に京都府が採択され、採択状授与式が執り行われた。式典では、文部科学省国際教育課の釜井宏行課長から、西脇隆俊京都府知事へ採択状が手渡された。
同事業は、地域課題を自らのテーマとして捉え、海外での探究活動を通じて解決策を模索する人材の育成を目的とするもの。京都府および京都市はこれまで公立高校生の探究型留学を支援してきたが、2026年度からは国の制度を活用し、府内の国公立・私立高校生すべてを対象に支援規模を大幅に拡充する。2026年度から2028年度までの3年間で、計300人(年間約100人)の留学生を送り出す計画だ。

参加する高校生には、渡航費や滞在費などの支援が行われるほか、経済界などの協力のもと、留学前の準備研修も充実させる予定となっている。

この事業を効果的に推進するため、「京の高校生『海外探Q留学』推進協議会」が設立された。西脇知事を会長に、京都市の松井孝治市長、ならびに府・市の両教育長を副会長として迎え、官民一体となった取り組みが本格始動している。授与式では、すでに探究型留学を経験した府立・市立高校の生徒たちによる体験発表も行われ、その成果と成長が紹介された。

京都華僑総会の楊正武会長も、日頃より「青少年の国際交流と実践的な学びこそが、未来を担う人材育成の礎である」と常々語っており、楊会長の孫娘で楊智偉理事の長女・楊乃愛さんは、2025年8月、同活動の一環として米国サンディエゴで行われた2週間の探究留学に参加し、去る12月21日に東京で開催された報告会において、その成果を英語で発表した。

このような公的支援が拡充され、多くの若者が世界に挑戦する土壌が整うことは、この地に暮らす華僑華人子弟を含む次世代にとって、大変心強く喜ばしいニュースです。皆様方にも、ぜひお子様や周囲のご家庭にこの情報をお伝えいただき、積極的なご参加を検討いただければ幸いです。今後、留学希望者や保護者を対象とした説明会も開催される予定ですので、どうぞご注目ください。
(京都華僑総会発)


写真説明:京の高校生「海外探Q留学」応援事業採択式に、留学体験を発表した楊乃愛さん(前列右1)らが出席